みんなからのレビュー

• ラナンキュラス

  2023/12/27

  36

  KU。公爵令嬢ヒロインは彼女を疎ましく思っていた王太子に婚約破棄され、平民の研究者ヒーローとの結婚を命じられるが。本当に王太子の恋人を暗殺しようとしていたヒロインが苛烈。でも逆境をものともせず成り上がっていく様子が痛快で面白かった。そしてヒーローが天才肌だけど全然冴えない平民男性で出会い方も最悪というのが新鮮(後から出てくるヒーローが高貴な方であるお話多いよね)。最初こそ揉めたもののヒロインのブラックさも含め全部受け入れてくれる度量のある人で良かった。二人の今後の活躍(暗躍？)が気になるので続きも読みたい 続きを読む…

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• すがはら

  2023/07/01

  12

  定番の断罪シーンからの始まりでしたが、公爵令嬢が本当に恋敵の暗殺を試みていたりそのことは正当な行為だったと本気で思っていたりしたのが新鮮でした。王太子が惚れてしまった男爵令嬢も純粋で善良で、悪意や計算とは無縁な女性なので現代人の感覚なら価値があるのはこちらの方かもって思ってしまって複雑な気分に。それでも自分の立場の変化を冷静に受け入れて、現実的に闘う方法を考える元公爵令嬢の凛々しさは眩しくて、胸のすく大逆転ストーリーへの期待が高まります。天才なうえに謙虚で優しい旦那様も素敵です。 続きを読む…

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• ユウ@八戸

  2024/01/11

  10

  王太子の浮気相手暗殺未遂の罪で平民の嫁に身分を落とされたヴィルヘルミーナが、夫になったアレクシの研究を支えて幸せになる話。これは良い悪役令嬢。冤罪ではなく、貴族の務めとしての暗殺未遂というのが新鮮。彼女と結婚させられたアレクシが、ちょっと卑屈だけど素直でヴィルヘルミーナの意見をしっかり聴ける優しい人柄なのがとても素敵。ふたりの夫婦関係を眺めている侍従一同は楽しいだろうな。賢く強かで時に冷酷なヴィルヘルミーナ。上巻ですでに国をひっくり返せそうなので、ここから先が楽しみすぎる。王太子廃嫡ルートかな？ 続きを読む…

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• 史

  2023/07/24

  5

  二人でうまく生きられるのだから、もう王太子側の視点いらなくない？　と思ってしまった。まあでもそれが流行りの部分でも致し方なし。悪役令嬢が本当に邪道に手を出した結果、紆余曲折あって素敵な旦那さんを育てあげる。その内助の功やどこか逸話的なスタイルはとても好みかな。ということで下巻に進みましょう。 続きを読む…

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• てみさま

  2023/12/09

  3

  Web既読済み。よくある婚約破棄から始まる話に違いはないのだけれど、ヴィルヘルミーナが賢くて強かで無茶苦茶かっこいい。夫となったアレクシを支え共に成り上がっていく姿を見るのが実に爽快で楽しい。下巻読んだらスッキリするんだけどな〜。 続きを読む…

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