
あらすじ紹介
世界の危機を救うべく再び名探偵の助手となった俺・君塚君彦は、失われた人類の記憶を修復する旅に出ていた。
そうして情報屋に続いて巫女の見つけた《聖遺具》と呼ばれる祭具を用いて、過去のとある世界の危機を検証することになるのだが――
「吸血鬼の反乱はオレが防ぐ。お前たちは手を出すな」
それはあまり思い出したくない吸血鬼・スカーレットに屈した敗北の記憶。
さらに当時は知ることさえ叶わなかった壮絶な真実までもが明らかになり――
「よければ聞いてほしい。ある男が生きて戦い抜いた日々の話を」
これは世界に隠された謎に挑む探偵たちの冒険譚。
そして――世界の理不尽に最後まで抗った吸血鬼の王の物語だ。
みんなのデータ
-
3
評価する -
8
読みたい
みんなからのレビュー
-
なみ
13《吸血鬼》のスカーレット回でした。 過去が紐解かれて、彼が《調律者》になった理由が明らかになります。 エモすぎて、スカーレットのことが一気に好きになりました。 終盤のバチバチなバトルも楽しかった。 あとアイドルとしての斎川がめちゃくちゃ格好良かったです。推せる! 最近シャルが出てきてないな~と思ってたので、エピローグでテンション上がりました。次巻も楽しみです! 続きを読む…
ネタバレあり
-
リク
8今回は『吸血鬼』にスポットを当てた物語。調律者たちを深掘りしていくと人となりが知れて嬉しいとともに、終わりに近づいている感じもして寂しくもある。渚の『探偵』としての成長がめちゃくちゃ伝わってきた。「シエスタの代わり」ではなく夏凪渚としてこの道を進む決意。斎川のアイドルとしての描写もそうだけど、多くの事件を経て決断する力が身についたんだなぁと。そしてスカーレットは超然としたイメージが強かったので、この展開はグっと来た。幸せになってくれ。次は君彦と太い繋がりがある風靡さん、どんな謎が繰り広げられるのか、期待。 続きを読む…
ネタバレあり
-
凜音
8読了 失われた人類の記憶を修復する為に、過去を追う。 前巻は「魔法少女」回でしたが、今巻は「吸血鬼」回。スカーレットの選択と辿り着いた結末には涙が止まらない。又、斎川のアイドル道も書かれてこちらも泣いてしまった。そして、ちょくちょく出てくるラブコメの空気が相変わらず擽ったくて最高でした。 ↑特にリルと夏凪 今巻の感動回は狡いし、スカーレットという吸血鬼の成そうとした事、想いを受けてその生き抜く姿はかっこよかった。次々と過去が明かされていきどんどん面白くなって来ているので早く記念すべき2桁巻を読みたいです。 続きを読む…
ネタバレあり
-
みどり
7失われた記憶を取り戻す中の一つ。 このターンに入ってから、各章各話が短くまとまっているし、時系列についても割とまとまっているので 話が飛んでもわかりやすくて、読みやすいな~と思っている。 もともと読みやすい文章の作家さんだけれど。 続きを読む…
ネタバレあり
-
ささじー
2今回は吸血鬼の事件の思い出!こうやって忘れていた事実について突き詰めていくのもいい! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/05/25
-
定価726円(本体660円+税)
-
ISBN9784046825681
関連サイト
-
公式サイト
-
公式Twitter