ロストマンの弾丸 3
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ロストマンの弾丸 3

東への復讐を誓うアコニーの少女・フォーツー。復讐を受け入れる東。未那はフォーツーを止めようとするが、その戦いの中で、親友の操に“ビークヘッド”の正体が自分であるとバレてしまう。心震える最終巻!!
水田陽 (著) / LOWRISE (イラスト)
シリーズ:ロストマンの弾丸(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

降り注ぐ復讐の凶弾から、全てを護り抜け。

悪党たちが巣食う街、ロストマンズ・キャンプ。
「植物を金属状に変えて操る」異能を持つ未那は、覆面のヒーロー“ビークヘッド”として街の治安向上に努めていた。
街は少しずつビークヘッドの存在を受け入れ始めており、未那は市民との交流活動の一環として、フェスでの握手会に訪れる。
そこで出会ったのは、「金属を自在に操る」最強の異能を持つ少女・フォーツー。
東への復讐を誓うフォーツーと交戦する中で、未那は親友の操に、ビークヘッドの正体が自分であるとバレてしまう。
復讐を受け入れる東、そしていよいよ明らかになる前堂の策略。次々と訪れる最悪の事態が、未那を窮地へと追いやっていく。
悪意によって放たれる復讐の弾丸から、未那は愛する人を護り抜けるのか。
映画のような大スケールで贈る異能アクション、鮮やかに終幕!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    街は少しずつビークヘッドの存在を受け入れ始めて、市民との交流活動の一環としてフェスでの握手会に訪れた未那。そこで金属を自在に操る異能を持つ少女フォーツーと出会う第三弾。親の仇として東への復讐を誓うフォーツーと交戦する中で、親友の操にビークヘッドの正体が自分であるとバレてしまう未那。復讐を受け入れる東や明らかになる前堂の策略、そして絆が生まれつつあったフォーツーとの関係など、物語を通じて成長してきた未那がなかなか難しい状況にもしっかりと向き合って、自分なりの答えを出してみせたその結末がなかなか印象的でした。 続きを読む…

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  • のれん

    今作は非常に「煮え切らない」作品だった。 大いなる力と共に責任を果たそうとしながらも、邪悪の化身たる町(現実)に挑むことは出来なかった。 ハードボイルドに割り切ることも、ヒーローとして戦うことも出来ないのは、今作のシガラミで、今作の東の境遇がそのまま当てはまるだろう。 そこにキチンと回答している所がこの巻がシリーズ最後にして最高になった理由。不器用な男がその頑固な契約の名の下、自分も大切な人も救うことを決意する。 矛盾をそのまま飲み込み独自の魅力とした。そんな見えない男の隠し玉こそ今作のヒロインなのだ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 凜音

    読了 ロストマンの弾丸完結。 恐怖があり、覚悟もない。英雄と呼ばれる自信もない。それでも、守る為に戦う姿に震えました。 今巻では、東の過去や未那と操の関係、そして未来がしっかりと描かれてました。なんかもう濃厚な最終巻で全部良かった。出来れば橙滅ぼすとこまで見たかった気もするけど終わり方もメッセージ性も良くて最高の最終巻でした。 1巻から見守ってきて未那の成長がはっきりと書かれていて感慨深いです。 仮面を外せる日がきっと訪れて平和な日常がおくれると信じてます。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    ビークヘッドとして握手会に出る事になる中、東への復讐を目論む少女、フォーツーと出逢う今巻。―――この世界は変わらぬ、それでも希望になる為に。 東の過去に触れ、復讐を受け入れようとする彼も、フォーツーも救うために駆け抜ける今巻。前堂の悪意を前に、未那がヒーローになることを決める巻であり、一人の少女としての成長が、一つの到達点に到着する巻である。何も変わらぬように見えて、けれど何かが変わっていく。もう対決は避けられぬ、それでも希望である限り。何処までも進める筈だから。 うん、とても面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Pustota

    追ってくる東の過去。失敗に悩む未那。常に弱さを抱えて、時に間違えたりぶつかったりする。それでも不器用に丁寧に、幸せを求めて進んでいく。そんな生き方が物語の中で綺麗に描かれ、勇気をもらえる感動的な最終巻だった。非常に印象深い台詞や文章が多かった。ただのバトルではない決闘のシーンも、読んでいて感情を揺さぶられた。残酷な世界を描きながらも、爽やかな希望に貫かれた、良い作品だった。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2022/09/21
  • 定価
    825円(本体750円+税)
  • ISBN
    9784094530919

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