
あらすじ紹介
門出の先に、理不尽な試練(クソシナリオ)が待ち受ける!?
栄達させられたアグリッピナに巻き込まれ、側仕えとして激務の日々を送っていたデータマンチ転生者エーリヒ。
数々の修羅場を乗り越えた彼は、ついに丁稚の立場から解放されることに!
エリザやミカ、ツェツィーリア達としばしの別れを惜しみながら、エーリヒは冒険者となるべく帝都を旅立つのだった。
ひとまず故郷を目指す中、ひょんなことから知り合った馬肢人の少女ディードリヒ。
高い戦闘能力を持ちながらも戦士としての心構えが未熟な彼女をもったいなく思ったエーリヒは、しばらく彼女と同道することを決めるが……?
ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、ドタバタ珍道中な第6幕!
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みんなからのレビュー
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わたー
20★★★★★アグリッピナ氏に巻き込まれる形で数々の政治闘争に明け暮れてきたエーリヒであったが、ようやく年季が明けて帰郷の途につくことに。しかしそれは、大いなるクソイベント開幕の序曲であったという第6弾。序盤は一生モノの友諠を結んだ相手との別れを丁寧に描いており、しんみり。特に灰の乙女との別れには思わず涙が。3年間支えてくれた優しい彼女にもう会えないのかと思うとつらい。さて、中盤以降は帰郷の道中を書き下ろしているのだが、書下ろしなのをいいことに著者の趣味全開なヒロインを追加していて、一生ついていこうと決めた。 続きを読む…
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真白優樹
9丁稚の立場を終え故郷へ帰る中、未熟な馬肢人族の少女、ディードリヒと出逢う今巻。―――旅は道連れ世は情け、然して波乱は大騒動? 故郷に帰る、それだけなのにドタバタな珍道中を繰り広げる中、ディードリヒを導き成長させていく今巻。一つの章の〆と言わんばかりにエーリヒの完成された強さが光る中、ディードリヒという成長するヒロインの魅力もある、いつもとは違う面白さのある巻である。ようやっと果たされた再会、還りた故郷。果たしてやっと始まる約束の冒険の中、エーリヒはどんな出会いを得ていくのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
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八岐
5★★★★☆ まさか帰郷まで1巻かかると思わんかったよ! どんだけトラブル巻き込まれ易いんだよ。ウェブ版で色々クソイベ満載だったなでサラッと流してたけど、一個正規騎士団壊滅させといて、色々あったなあで流すなよww 別れと旅立ちのシーンは、みんな一緒に別れの時間を共有した為に凄くしんみりと染み入り、帝都の生活の終わりを実感させてくれるものでより良い仕上げになってたと思います。旅の道連れとなった馬娘、未熟で自分が定まっていないという意味では初めてのタイプで新鮮でした。エーリヒが完全先達モードだったもんなあ。 続きを読む…
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hisa_NAO
3若年性癌で人生を終えた商社管理職30代男性の記憶を「思い出し」た、主人公。未来仏の祝福で、自分を思うが儘にする権能を与えられ、剣と魔法の世界で為したいように為す物語。 つまりは、テーブルトークロールプレイングゲームの世界を小説で楽しむ、その6巻7冊目。主人公、15歳の初秋~初冬。 丁稚奉公も終わり、久しぶりの故郷へ。が、トラブルにつぐトラブルで~。ケンタウロス暴風娘の成長譚とか。 独特の語り口的文体が好き。 ヘンダーソンスケール0.1とスケール1.0Ver0.5:虫娘達とのあるかもしれない未来SS付き。 続きを読む…
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餅屋
3シリーズ7冊目、ランサネ氏描く人外はパネェっす▲側仕えとして数々の修羅場を乗り越え、ついに丁稚から解放!冒険者となるべく故郷を目指す中、馬肢人と同道することに▼最近のセントールには耳があるの?圧倒的な膂力持ちの脳筋ウマ娘との珍道中。ほぼ書下ろしですよ。魔法を使うことを隠しながら剣士としての戦闘、心地よい縛りプレイで頭脳戦になってます。槍衾!など集団相手のバトルは圧巻で、相変わらずの筆の冴えに痺れます。HS1.0 ver0.5は「女性のどこに一番魅力を感じる?」「足だね」と答えるヒト種ですデス(2022年) 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/07/25
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定価869円(本体790円+税)
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ISBN9784824002396