
あらすじ紹介
「別れたい」
高校1年生の冬、「人に優しく」を心がける宮本優太は、恋人の浅川由美に別れを告げられた。
モデルとして活躍するユミは、幼馴染の優太よりも若手俳優を選んだのだ。
そして現在。
失恋の傷も癒えない中で、良好な関係を築いていたはずの後輩の黒咲茜からは「そんなのだから彼女ができない」と、
度々通うメイドカフェの推し・ルリちゃんからは「奴隷みたい」と罵倒される日々。
いつも優しくするから舐められ馬鹿にされる――。
自分に嫌気がさした優太は元恋人、後輩、推しに対して絶縁を宣言するが、散々馬鹿にしてきた彼女たちの反応は予想と違って!?
「小説家になろう」で人気の新時代の”ざまあ”系ラブコメ、開幕!
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みんなからのレビュー
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オセロ
22彼女の由美には浮気された挙句別れを一方的に告げられ、後輩の茜には毎日のように揶揄われ、推しメイドのルリには何故か罵倒され。そんな日々の鬱憤が爆発した優太が3人と絶縁することから始まる青春ラブコメ。 夏休みを利用して自分を磨き、クラスで一目置かれるようになった優太。そんな優太に冷たくあしらわれても健気に向き合う茜、自分の行いを反省したルリ、そしてある事件をキッカケに素直な気持ちを伝えた由美。 3人が優太とすれ違った理由は予想通りでしたが、それぞれが自分と向き合ってのラストはなかなか良いものだったと思います。 続きを読む…
ネタバレあり
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ぽなぎ
10優太良かったなぁ…。本作は信じていた恋人には裏切られ良好な関係の後輩には傷つけられ心がボロボロになった主人公が今の自分と周囲に決別を誓い成長していく物語です。舐められないようにと容姿から一新して変わらず罵倒してくるやつらにビシッと言い返す様は気持ち良かったわ~。表題にもあるように本作はすれ違いから来る王道なテイストで主人公に突き放されたことで自信の過ちを理解するヒロインサイドも描かれていきます。主人公への思いと復縁したいと行動する様にはグッと来ました。 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
9誰にでも優しくを信条としながらもその優しさが切れた少年が、自分を馬鹿にしてきた少女達と絶縁し始まる物語。―――言わなきゃ何も伝わらない、伝えなければ始まらぬ。 失って分かる大切なもの、そこにあったもの。自身の過ちに気付いた少女達が必死に手を伸ばし、もう一度始めていくどこか切なく苦しくも、赦しと言う優しさがある物語であり、どこか心が温まる物語である。全てはここから、だからこそもっとこの物語を見ていたい。果たしてゼロに巻き戻った彼等の関係は、ここからどんな変化をしていくのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
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リク
7誰もが少しずつ悪くて傾いていった心と関係性が、とあるきっかけで大崩壊。こういうのリアルでもありそう。リスクを厭うてきっかけをつくった由美が一番悪いんだろうけど、優太も受け身過ぎたと思うのは責任の押し付けか。とはいえそこで完全に途絶えるのではなく、また一からでも関係性の構築をしたいと思わせたのは、優太が両親の願いを叶えた結果と言えるだろう。ifストーリーの方が安定してはいるだろうけど、振り返った時にいざこざがあってよかったと言えるような人生を歩んでいってほしい。 続きを読む…
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ひろンゴ
7ちょっとこの3ヒロインの思考にリアリティが見いだせなかったのと、あっさり和解されちゃったことに物足りなさを感じた。意に反した言動や相手を推し量るための態度が主人公を傷つけてしまうのだが、その部分の感覚が受け入れ難かったかな。ざまぁ系とくくるには和解も早いのでマイナススタートからのラブコメといった感じでしょうか。もう少しじっくり解きほぐすような感じでもよかったと思われる。片山くんとか全然活かしきれてなかったし。最後にはADVのように分岐EDまであったので続刊はちと怪しいか・・・ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/08/02
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784065289884