あらすじ紹介
「――それでも、もう貴女を手放すことはできないんだ」
心に深い傷を負ったまま命を落とし、子爵のひとり娘へ転生したジュリエットは後悔していた。
前世の夫・オスカーと再会した際、両親を侮辱された彼女は、反射的にオスカーへ平手打ちを見舞ってしまったのだから。
そして、そんな彼女のもとにオスカーから手紙が届く。
そこには、ジュリエットを夕食会へ招待したいということ。
加えて直接謝罪をしたいという旨が綴られていた。
前世ではついぞその成長を見ることが叶わなかった愛し子・エミリアへの想いから夕食会へ参加したジュリエットは、その席でエミリアからある提案を持ち掛けられる。
それはエミリアの家庭教師をジュリエットが務めるというもの。
意外にもオスカーまでそれに賛成し、ジュリエットは彼の城で生活することになるのだが……?
『氷の騎士』と呼ばれた伯爵と、彼に愛されることなく命を落とし、転生を果たした『はずれ姫』。
これは、そんな不器用な二人が紡ぐ、恋の物語。
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みんなからのレビュー
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しまふくろう
20続けて購入。 物語はジュリエットが家庭教師を押し付けられる話。なんというか、ジュリエットは気にして居なさそうだけど、倫理観の無い祖母や元夫に振り回されるのが可哀想で大変困った。シャーロットが「娘には親がついていないと」と良い事を言った感じの後で、オスカーが娘に対して優しい虐待をしているのがギャグなのか素でクズ人間なのか判断に困った。大丈夫か作者、この事故物件を本当にヒーローにするのか。 悪い意味でハラハラさせられるというか、怖いもの見たさ的に続きが気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
しまふくろう
17この巻で打ち切りだと聞いて再読。 感想としては「その判断もまあ、うん」だった。この大判の厚い本二冊かけて、復縁どころかその前段階にすら達してないんだもんなあ。まだ延々不幸展開をするつもりなのか、いい加減にしろと言いたくもなる。 だがしかし、打ち切りにするなら箇条書きでもあらすじ形式でも良いから結末をねじ込んでほしかった。このまま二人がくっついてもハッピーエンドとはとても言えないだけに、どう始末をつけるのか作者の手腕が見たかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
みんにゃりん
8オスカーサイドを読むのはとても辛かったけど。それにしても!やっぱりリデルに対する態度が酷過ぎて同情出来ないのはわたしだけ?💧涙も増えたけどモヤモヤも増えた。続き! 続きを読む…
ネタバレあり -
starly
6夕食会へ招待された主人公、ジュリエット。そこでオスカーの愛娘、エミリアの家庭教師を務める事になり、城に引越したところで2巻は終わり。 オスカー側から見た過去のリデルの話しが長めだが、むしろそっち側での話しまるまる練り込んであった方がちょうど良い。オスカー側からの見方が1巻では少なく気持ちが分からなく、ただただリデルが不憫でままならなかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
あきら
2相変わらず魅力のない表紙絵だなーっと。まず、オスカーの瞳の色は冬色ってあるんだけど、それって結局は何色なの?ってずっと疑問。表紙絵見ると結構青(笑)私のイメージだとグレーに近い青かなー。ブルーグレー?とにかく、オスカーが全くかっこよくないんだよね、一昔前の下手な少女漫画の絵みたい。それに、全く恋始まらない。帯に書いてある台詞、巻末の小話のじゃん。オスカー!またお前か!始まんないんだよ、とにかく。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/12/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784865548112