あらすじ紹介
ラビィ・ヒースフェンは、16歳のある日前世の記憶を取り戻した。今生きているのは、死ぬ前にプレイしていた乙女ゲームの世界。そして自分は、ヒロインのネルラをいじめまくった挙句、ゲームの途中であっさり処刑されてしまう悪役令嬢であることを。
しかし、真の悪役はネルラの方だった。幼い頃にかけられた隷従の魔法によって、ラビィは長年、嫌われ者の「鶏ガラ令嬢」になるよう操られていたのだ。
今ついにその魔法が解け、ラビィは自由の身となった。それをネルラに悟られることなく、処刑の運命を回避するために必要なのは「体力」――起死回生の作戦は、屋敷の厨房に忍び込み、「おかゆ」を作って食べることから始まった。
毎晩おかゆを食べ続け、徐々に回復してきたラビィ。彼女を蔑んできた弟のフェルや、形だけの許嫁である第一皇子のバルド、バルドの命令でラビィの監視をしていたサイなど、周囲の目も変わり始め――!?
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みんなからのレビュー
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桜📕のベルズ
15今流行している『異世界転生系』のジャンル。ですが、なんだこれは⁉️ と読んで驚きました。悪役令嬢と言われるラヴィと使用人のネルラ。設定を理解するのに時間はかかりましたが、おかゆをキーワードに努力し続ける姿が魅力的でした。個性豊かなキャラクターで、名前の由来が動物を連想させるものになっていたのも、面白かったです。ラヴィの言動や表現に笑った場面もありました。次回作も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
すがはら
12なかなか変わった悪役令嬢物。ヒロインの頑張りと吹っ切れ具合の痛快さが良くて応援したくなります。サイの真面目さとラヴィに好意を持っていく様子が面白い。ただ、聖女の力が呪いの力だったとか、色々と設定が特殊で少々引っ掛かりがあるかな。隷属の魔法は自分より魔力の低い相手にしか使えないから相手の魔力の弱る影の日を狙うつもりらしいけど、その日を過ぎたらまた魔力量が逆転するんだから魔法も解除されるよね。穴開きすぎの計画では?ネルラがあまり頭良くないです。だからラヴィも勝てたんだけどね。 続きを読む…
ネタバレあり -
絵美
11ある日、自分が乙女ゲームの悪役令嬢でこのままだと処刑されることを思い出したヒロイン。しかし本当は、ゲームヒロインにかけられた隷従の魔法に操られての奇行や悪行だった。奇跡的にその魔法が解けたヒロインは逃亡に向けて、まずは体力の回復を図るため『おかゆ』を作り始め……。 ゲームヒロイン(後の聖女)と出逢った6歳の時から、隷従の魔法で従わされているヒロイン。“ゲームヒロインを虐げる傲慢な悪の令嬢と、そんな彼女を赦し常に寄り添う天使のように優しい使用人”という世間の認識が10年も続いていたのだと思うと…… 続きを読む…
ネタバレあり -
ゆこ
4コミカライズされたものを見かけて知った作品。前世でやったゲームの世界。ヒロインに隷従させられ狂っているかのように振る舞わされている悪役令嬢が、呪いから解放され、弱った胃のためにおかゆを食べるところからリハビリ、逆転を狙うお話。ゲームと現実は違う展開、という感じかと思いきや、ゲームの裏設定!クセのあるゲームだったんですねぇ。真実を知った周囲の人たちのお話をもっと読んでみたかった。 続きを読む…
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pincle
4コミカライズから。絵柄はこちらの方が好み。ヒロインが地道に努力するのは好感がもてる。地道に努力しないと死んじゃいそうだけど。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/08/02
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784065224946