宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。 1
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宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。 1

ぼっち×美少女×ラブコメ×バンド=最高の青春が幕を開ける!
石田 灯葉 (著者) / 葛坊 煽 (イラスト)
シリーズ:宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。(角川スニーカー文庫)

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あらすじ紹介

「小沼くんの曲、私に一つだけくれないかな?」ぼっちの小沼拓人はクラスの天才美少女シンガーソングライターの市川天音と秘密の関係に。歌えなくなってしまった彼女の再起をかけ、楽曲制作の日々が始まるのだが!?

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • ぼっちな拓人くんと容姿端麗な天才少女の天音ちゃんを繋ぐものは…音楽!!

    綾乃
    綾乃
    第26回スニーカー大賞《優秀賞》を受賞したのは、バンド活動を通じて前を向く高校生たちを描いた青春小説だよ!

    ぼっちな拓人くんの意外な趣味は、お家で音楽を録音する「宅録」。録音だけじゃなく、楽器の演奏まで一人でこなしちゃうんだ。しかも、やる楽器はバンドに必要な楽器全部! 楽器ごとに重ね録りして曲を作っちゃうの。ぼっちだから一人でやるしかなかっただけなんだけど……でも拓人くんすごいんだね! 

    そもそも拓人くんが作曲を始めたのは、クラスメイト天音ちゃんへの憧れがきっかけなんだって。天音ちゃんは聴く人の心を惹きつけちゃう歌声の持ち主で、中学生の頃からシンガーソングライターとして活躍してる天才少女なの。だけどネットでの批判が原因で、歌えなくなっちゃったみたい……。

    そんな天音ちゃんにもう一度歌ってもらうため、拓人くんは自分の曲を提供するって決めたの。それだけで話はおわらなくて、なんと拓人くんの曲に天音ちゃんが感動しちゃって、一緒にバンドを組むことにしたんだよ!

    憧れの人に認められたうえ、一緒にバンドまで組めるなんて嬉しすぎだよね! 歌で自分を支えてくれた人のために、今度は自分が曲で支える……。人の心を救ってくれる音楽の素晴らしさが、ひしひしと伝わってくる小説だよ!
  • 憧れのあなたのために。作曲だけでなくバンドも結成しちゃいます

    つむぎ
    つむぎ
    作詞と作曲、歌唱と演奏。こうした音楽活動を一手に担う天音さんは、まさしく天才。でも、孤高すぎる才能は同時に孤独を意味します。孤独ゆえに才能を磨いた拓人さんと、才能のために孤独な天音さん。似ているようで正反対な二人の共通点は、心ない言葉が原因で音楽に自信を失くしていたこと。同じ傷を負った彼らが出会えたのは、運命だったのかもしれません。

    その傷を癒したのは、仲間と始めたバンド活動でした。一つの曲を協力して作りあげていくうちに、二人は音楽の楽しさを思い出すんです。自由に歌い、仲間に囲まれた二人を見ていると、込み上げてくるものがありました……。天音さんのために始めたバンド活動は、彼女だけでなく拓人さん自身の救済にも繋がっていたんです。

    完成した曲のタイトルは「平日」。何気ない日常を歌ったこの曲には、仲間との日常に救われた二人の想いが込められています。幸せは身近なところにあるものですね。

    そして実は、天音さんが歌う楽曲「わたしのうた」のMVがYouTubeで公開中なんです。物語の中のことではなく、リアルのお話ですよ! 劇中曲を実際に聴けるなんて嬉しいですね! 心に沁みる歌声で、感傷に浸りながら聴き入ってしまいます……。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    【電子】これは面白い。宅録ぼっちの小沼、歌えなくなった天才SSWの天音、作詞が趣味の吾妻、小沼の幼馴染でベーシストの波須。心のどこかに傷を抱えた4人が出会って始まる学園青春物語。バンド活動を通じて心が触れ合い、過去の傷が昇華していく。もちろん新しく傷を負うこともあるけれど、それだっていつかは青春の思い出となる。思春期を過ごす高校生の特権でしょう。喪失からの再起、そして自己の肯定。そんな少年少女の等身大の姿が爽やかに描かれる傑作でした。続きがあれば嬉しい限り。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    「小沼くんの曲、私に一つだけくれないかな?」ぼっちの小沼拓人はクラスの天才美少女シンガーソングライターの市川天音と歌えなくなってしまった彼女の再起をかけ、楽曲制作の日々が始まる青春小説。歌えなくなってしまった天音との秘密の関係。拓人が天音に触発されて作り始めた作曲、天音を信奉する吾妻の作詞、そして音楽で仲違いして距離ができていた拓人の幼馴染・沙子が集まって、明らかになってゆくそれぞれの事情もあったりして、時には苦しみ傷つきながらもひとつの音楽を作り上げてゆく展開とその結末にはぐっと来るものがありましたね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • オセロ

    音楽が紡ぐ少年少女達の物語。これは傑作。歌う意味を失い歌えなくなった元シンガーソングライターの天音、そんな天音に憧れて一人で宅録を始めた小沼、ある理由で転校してきた歌詞担当の我妻、天音の歌がキッカケで小沼と絶縁気味になったベース担当の沙子。一人では乗り越えられないトラウマも、メンバーとぶつかり合うことでなら解決できる。そんな小沼が体験してこなかった『日常』を落としこんだ歌には胸が熱くなりましたし、迎えたラストにはグッとくるものがありました。期待の新シリーズですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 星野流人

    とても好きな作品でした。音楽×青春って感じの作品で、かなり読みやすくてよかったです。音楽ネタと関係ない日常ラブコメのパートも多めなんですが、そこ含めて『日常』に着地する構成が上手くてよかったです。天然美少女に、頼れる姉御肌、無愛想だけどデレが多めに漏れてる幼馴染、愛に生きるギャルとヒロインのレベルが全体的に高いのも嬉しいですね。個人的にはいちいち幼馴染マウント取ってくるさこはすが好きでした。読み終わったあと、作中曲を前田佳織里さんが歌ってる動画を見て、二度楽しめました 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ランドセル太郎

    天才少女市川天音には「自分で作った歌を歌えない」という欠点があった。それはネットに書かれた誹謗中傷からのもので、中学生にしてデビューした天音は無期限活動停止となった。この話は、高校に入り、主人公である同じクラスの小沼拓人が作曲・ドラムを、吾妻由莉が作詞を、amaneが原因で拓人と疎遠になった波須沙子がベースを、天音がアコギを担当し「amane」というバンドを組み、曲を披露するまでの物語である…。音楽×ラブコメというのがうまくハマっていて、ページを繰る手が止まりませんでした。 続きを読む…

    ネタバレあり
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みんなのラノベまとめ

  • 誰かに教えたいとっておきの3作!
    ひじきが作成したまとめ誰かに教えたいとっておきの3作!で紹介されています。
    1
  • 自分的2021年ベストタイトル
    が作成したまとめ自分的2021年ベストタイトルで紹介されています。
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