ロストマンの弾丸
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ロストマンの弾丸

マフィアが支配する街。“植物を金属状に変えて操る”異能を持つ未那は、覆面のヒーローとして活動しながら、因縁の敵を探していた。“存在を感知されない”運び屋・東との出会いにより、未那は一気に真相へと迫る。
水田陽 (著) / LOWRISE (イラスト)
シリーズ:ロストマンの弾丸(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

歪んだ街を疾る、ハイスピード異能バトル!

悪党たちが巣食う街、旧都トーキョー、通称ロストマンズ・キャンプ。
“植物を金属状に変えて操る”異能を持つ未那は、覆面のヒーロー「ビークヘッド」として活動しながら、母を亡くした十年前の事件について探っていた。
あるとき、ビークヘッドの正体について示唆する手紙が届き、未那は差出人のもとに赴く。モーテルの一角で対峙したのは、“存在を感知されない”異能を持つ、フリーランスの運び屋・東だった。
東は、未那をマフィア「名誉ある橙」の相談役である前堂に引き合わせる。
未那は前堂と取引することで、因縁の敵であるヴィトーの居場所をついに突き止めるのだがーー。
映画のようにスタイリッシュな物語と、圧巻の描写に熱狂する。第15回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。


【編集担当からのおすすめ情報】
第15回小学館ライトノベル大賞の審査員カルロ・ゼン氏が「膝を打つラスト」と評したシーンをはじめとして、圧巻の文才です。担当編集も選考で激推ししました。バディものながら、一人のヒーローの誕生の物語でもあります。因縁の敵も魅力的で、意外な真相には涙しました。映画を見ているような、軽妙洒脱でエンタメ性抜群の物語を、ぜひともご堪能ください。

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みんなからのレビュー

  • 海猫

    ヒロインが異能を使う場面から始まるので、異能バトルものかな?と思い読んでいくと印象が変わってくる。近未来のトーキョーの、ロストマンズ・キャンプというマフィアの抗争入り乱れる街で物語は展開。舞台設定に、無国籍な雰囲気がある。文体が翻訳ミステリー風で、台詞回しも洋画っぽい。アクションやバトルは当然あるけれど、それ以上にドラマの面白さで読ませる。登場人物がキャラクターとしてでなく、「人間」として立ち上がってくるのも魅力。良い意味で、ライトノベルらしくない作品。こういう渋い味わいがくるとは思わず、意表を突かれた。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    悪党たちが巣食う旧都トーキョー、通称ロストマンズ・キャンプ。覆面のヒーロー「ビークヘッド」として母を亡くした十年前の事件について探る未那が、フリーランスの運び屋・東と出会うハイスピード異能バトル。未那をマフィア「名誉ある橙」の相談役である前堂に引き合わせる東。前堂と取引することで、因縁の敵であるヴィトーの居場所をついに突き止める未那。様々な思惑が交錯する中で登場人物たちの過去や思いも明らかになっていって、窮地に陥っても揺らがないその矜持を最後まで貫き通してみせたそれぞれ結末にはぐっと来るものがありました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    今月のガガガはらしい新作だらけだが、中でも今作はピカイチで面白い。 マーロウ改め洋画台詞回しのキャラが繰り広げるハードボイルド。 家族を失った若き少女によるヒーロー像はいかにもだし、罪を背負う斜陽のマフィアはいかにも『ゴッドファーザー』らしい。 ただしお膳立てして君臨する悪玉や、物語上大事な影響を与えるけど、展開的には少し微妙な相棒はあまりにもヤクザ映画でラノベっぽくない。 でもそれを文章の面白さで覆したのは凄い。能力設定(特に主人公)は若干わかりにくいがアクションを書ける物書きは中々いない。素晴らしい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    悪党たちが巣食う街、ロストマンズ・キャンプ。異能の力を持つ未那は覆面のヒーロー『ピークヘッド』として活躍しながら過去に起きた事件について探っていた。そんなある日、運び屋・東の手引きにより重要人物と会い因縁の相手の行方を突き止めるのだが...な話。あらすじにも書いてあるように映画のような話だな~と思った。終わり方もそうだったし。異能とかよりも一人一人の生き様が重視されておりうまい事書かれていたのが面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ひぬ

    無法者が支配する都市・ロストマンズ・キャンプで母の死の真相を探る少女・未那。異能を持つ覆面ヒーローとして活躍をしながら捜査を続ける未那はある日、覆面ヒーローとしての正体が示唆された手紙が届き、それを皮切りにロストマンズ・キャンプのマフィアと深く関わる事になります。面白かったです。一本の映画のような感じで、物語の展開も好きでした。未那は異能保持者ではありますが、内面はまだ弱く、それがむしろ人間味があって良かったです。彼の想いが分かってるからこそ、未那にとっての敵役のヴィトーは嫌いになれません。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/09/17
  • 定価
    759円(本体690円+税)
  • ISBN
    9784094530322

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