魔弾の王と凍漣の雪姫 8
再起したベルジュラック遊撃隊は、王都ニースへ進軍を開始。ティグルとミラたちはレグナス王子軍との合流を図り、軍を離れるが……。
川口士
(著者)
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美弥月いつか
(イラスト)
シリーズ:魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
再起を果たし、タラードとの戦いにも勝利したベルジュラック遊撃隊は、王都ニースに向かって進軍を開始した。
ティグルとミラ、リュディはレグナス王子の軍との合流をはかり、軍から一時的に離れる。
ファーロン王を捕らえて王宮を我がものとしたガヌロン公爵は、己の野望を押し進める一方、ティグルの故郷であるアルサスを焼き払うべく、軍を差し向けた。
悲壮な決意をもって戦うことを決意するウルスの前に、おもわぬ援軍が現れる。それは風を操るジスタートの戦姫だった。
バシュラル王子はレグナスを討ちとるべく動きだし、テナルディエ公爵もまた決断を下す。ブリューヌ王国を取り巻く状況が二転三転する中で、ティグルとミラは望む未来をつかむことができるのか。
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みんなからのレビュー
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よっち
29再起を果たしてタラードとの戦いにも勝利し、王都に向けて進軍を開始したベルジュラック遊撃隊。一方で王宮を我がものとしたガヌロン公爵は、ティグルの故郷であるアルサスを焼き払うべく軍を差し向ける第八弾。レグナスと合流して戦姫たちも勢揃い、ギネヴィア王女も参戦してきたバシュラルとの決戦。その最期は何とも寂しいものでしたけど、それでも諦めないガヌロンの思惑も気になるところで、一方で勝ったからこそティグルの立ち位置が前より難しくなって、戦姫たちも含めたティグルに対するヒロインの主導権争いも分からなくなってきましたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
26面白かった。期待通りのほぼ全キャラ参戦。ウルスの悲壮な覚悟とアルサスの状況が深刻だったんだけど、かろうじてエレンが間に合いガヌロンのルテティア軍をなんとか退け、レグナスとの合流、戦姫大集合でバシュラルとの決戦に挑んだティグル達。テナルディエとの駆け引きやそこそこ活躍するザイアン(笑)。ギネヴィアもしっかりしゃしゃり出て来て非常に賑やかだった。信頼できる腹心がタラードしかおらず、どうあがいてもこの最期しかなかったバシュラルとの対比が残酷。ガヌロンとの決着が持ち越しになったけど、その後の展開はどうするのかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
21随分長くなった反乱編も、いよいよ佳境に入ってきたかんじですね。ガヌロンは計画通りですすめている感じなので、まだ一波乱ありそうですが。ギネヴィア王女は相変わらず好き放題やっているのでロランさんの結末がどうなってしまうのかも気になります。あとタラードも結構自由に生きているので、そういう国民性なのかなと思いましたが、付き人達は普通に苦労していたので思い直しました。バシュラルは最後悲しいかんじでしたが、やるべきことはやるきったのではないかなと 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
12一旦は戦闘が終結。ただし、最後の最後が悲惨。 凱旋しても、悲しみと憎しみの連鎖が始まるのでは、 そこに付け込まれるのでは、と不安増大期待さらに増大。 魔弾の王とはなんなのか、過去作品でも最終的には明かされなかった謎も、少しずつではあるが解き明かされようとしてる気がする。 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
12ベルジュラック遊撃隊と本軍との合流。新たな戦姫の参戦やバシェラルとの決着とブリューヌの内乱もクライマックス。数で負けているとは言え、ちょっと味方が豪勢すぎでは…?と思ってしまうほどオールスターな展開。珍しくオルガがミリッツァにバチってたりリュディの絶妙な立ち位置だったりと、賑やかで色々楽しく。残虐非道なガヌロンを相手に乱高下した気分でしたけど、ようやく一区切りですね…リーザの様子やラブコメ関係と戦後の後始末が気になる所ですが、黒幕は未だ健在。失われる命、始祖復活の目的とは…一体なんなのか。次巻も期待です。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/04/23
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784086314145