あらすじ紹介
皇后候補・雪理美と五龍が、宮城から忽然と消えた。皇帝・ショウ飛は自ら捜し出したい気持ちを抑え、丈鉄と伯礼に彼女の捜索を命じる。一方、知らせを聞いた朱西には心当たりがあった。西沙国との国交樹立を阻んだと、理美の存在を邪魔に思うその男――考仁の元へと出向いた朱西。冷ややかな気持ちで育ての父と対峙した朱西は、彼女の行方を追及するが「雪理美は死んだ」と言われて……!? 大切な思い出と「確執」を巡る、第8弾!!
みんなからのレビュー
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
37一華後宮料理帖」第八品目。今巻は冒頭から不穏な展開でした。皇帝祥飛の親世代の確執が語られてますけど、こちらもまた三角関係なの?その中心は前皇帝ではなくて若かりし宰相周考仁と失踪した青修ですが。今巻初登場の呂蓮佳はどんな役割なの?朱西の出生について、母親の血筋が重た過ぎると思うんだけど、そこはスルーなの?と色々疑問が増えてしまいました。周考仁達の青春時代の思い出の “室鍋” 漸く理美の見せ場かと思ったんですが、上手くいったようないかなかったような?次巻どうなるんでしょう? 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
34皇后候補・雪理美と五龍が攫われ、丈鉄と伯礼に彼女の捜索を命じる皇帝・祥飛。一方、知らせを聞いた朱西は考仁の元へと出向き彼女の行方を追及する第八弾。新キャラの呂蓮佳が登場して、ざっくばらんな彼女に正体を隠したまま匿われる理美。そして明らかになってゆく失われた呂蓮佳と考仁、青修の過去の友情。理美救出のために協力する朱西と丈鉄。考仁と朱西の複雑にこじれた関係の修復がポイントなのは間違いないですが、露見してしまった事態をここからどう上手く収束させるのか、蓮佳も関わってきそうですが、理美の頑張りに期待ということで。 続きを読む…
ネタバレあり -
虚と紅羽
32まず恒例のやつ。今回もイラストが美しくて最高だし、よくよく見てみれば表紙に赤い星が! さて今巻は珍しくこの巻だけで一つの話が終了しません。先へと繋げる為にどうしても踏んでおかなければならなかった部分を、どうにかして詰めた感じ。 政治や朱西や周宰相、そして青修に関する話が多く料理はほとんどしてません。皇帝や四夫人もお休みですね。 その中でも前巻に名前だけ出てきて今回のキーパーソンとなる呂蓮佳さん。本当に女にしておくには勿体無い男性的な色香とても好みです、はい。 次巻の発売日は決まっているので、今から楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
ううち
20第8弾。理美が誘拐監禁されてしまう。吏部尚書候補の呂蓮佳の登場。呂蓮佳様、なんとなく正体を知りつつも、のらりくらりとかわしていくのがカッコイイなぁ!青修の過去が分かってきたけれど、 朱西と考仁パパにモヤモヤする。どう着地するのか? イラストはキレイで好きなんだけど、電車で読むのちと辛い。 続きを読む…
ネタバレあり -
TAMA
14攫われてどうなったんかなー、と思って読んでちょっと後悔。またあれみたい。食えないお姉さんはなかなか良かった。調べはつくとなぜ思わんだかなー。皆こじらせてますな。で、どうすんのさ?疑わない王様を皆で盛り立ててそのまま育てていく?これから仕込んでいく?それとも取り替える?臣下の暗躍は、そこの考えのどの派閥なのか、敵はどこに潜むのか。忠誠は王か国か自分に利するものか。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/04/01
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784041080894
関連サイト
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公式サイト