あらすじ紹介
国を支える豪商エルマー家がひた隠す恐ろしい裏の顔。それを知ってしまったシャーロット姫に、エルマー家は息子セシルとの結婚を迫る。断固反対と殺気立つ兄王子と護衛騎士のアルベルトだが、シャーロットの答えは!
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ひめありす@灯れ松明の火
54首なき国に、新しい首をすげる為に奮闘中の末っ子姫。なれど首どころか胴体丸ごと壊滅させられかねぬ事態。刃と共に差し出すのは国の目。起死回生に掛ける重苦しい四十日の始まり。だけど、この男達が黙っていられる訳がない。独占欲丸出しの首なし騎士と、妹溺愛の血みどろ王子と、首をもたげる血みどろ竜、只今絶賛暗躍中の第二王子、すっかり空気の家令見習、素敵おっさんのハーヴェイ叔父様、利発で愛らしすぎるヒロインわんこタロー。そして華麗なる背信者がやってくる。フリルやリボン、宝石と共に。花嫁の笑顔を導く一手。さあ反撃の始まりだ 続きを読む…
ネタバレあり -
みぃー
39苦しかった。エルマー家の何代にもわたる壮大な企み。いや、企みなんてちっぽけなもんじゃないか。今後のセシルの動きが重要な気がする。レイフォード、クローヴィス、ハーヴェイ、リオン、ウェルズ、タロー・・そしてアルベルト。シャーロットが守りたいもの、決して失えないもの。うーん、どうなるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
はなりん
25なんかいきなりものすごい窮地に陥ってますけど・・・。エルマー家怖すぎ!前巻までと雰囲気が変わった感じが・・・。このどん底の状態から逆転勝利をもぎ取ってくれると信じてますが^^。もちろん恋の方も進展しながらね。リオンに咳払いされるシーンがもっと増えればいいなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり -
銀華
24四面楚歌の中、重苦しい緊迫感が迫る巻。購入時は「薄い…」と落胆しましたが、内容が濃く、薄さなんてすぐに忘れる位夢中になって読みました。心情やミステリ要素が一杯です。何処かで自分達を見ている見えない相手がいることに緊張感が高まり、追い詰められている状況は、正に背水の陣。読んでいるこちらもハラハラ感が治まりません。その中で騎士と姫の無自覚な主従関係に希望が湧きます。希望は最後のシーンが一番煌めいていました。クローヴィスの動きが格好良いのだけど危機感があって心配。相変わらずセシルの内情が読めなくて気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
呉藍
23展開は地味ですが、状況はさらに悪化。そんな中で一人で危ない綱渡りをしているクローヴィス、やはり精神的に強くなっている気がします。レイフォードやシャーロットを気に食わない気持ちは変わらなくとも、それは憎しみじゃないですものね。個人的にはアルベルトをからかって遊んでいる狸親父な王代理と、けっこう飄々としていらっしゃる叔父上が好きだな(笑 なんだかんだと純な主従関係の今後も、婚約によって動きありそう? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/11/01
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定価524円(本体476円+税)
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ISBN9784041005071