あらすじ紹介
今を時めく藤原氏の娘である茜は、忌み子とされる双子の妹。 美しい姉・照子の入内が決まり、お付きの女房としてついて行くことに。 しかし和歌が苦手な照子の代わりに、帝の主催する宴に出席することになり?
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合縁奇縁
79今を時めく藤原氏の娘である茜は、忌み子とされる双子の妹。 美しい姉・照子の入内が決まり、お付きの女房としてついて行くことに。 しかし和歌が苦手な照子の代わりに、帝の主催する宴に出席することになり?秘密を守れないとアウト!危険だらけの後宮で綴る、平安恋物語!主人公の茜は双子の妹で、いないものとされて、別の場所で祖母に育てられ、祖母の死後、本宅であやかしと言われて冷遇されている。姉の帝への入内に伴い、付き人として宮廷に上がる。即興で歌を作るのが苦手な姉に代わり宴に出るが、うっかり歌の腕前を披露してしまい、 続きを読む…
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すみの
32双子の姉・美姫の照子とは違う薄茶色の髪、ぱっちりとした目に色素の薄い瞳の茜は『あやかし』と呼ばれ、父でさえ茜を疎ましく思う。が、姉妹仲は良く、幼馴染みの保秋と照子の二人は茜と普通に接する。照子入内の際、女房『周防』として姉の世話をするため茜も後宮へ。後宮の中での女の権力争いに巻き込まれていく照子(麗景殿)一派。姉のピンチに得意な和歌を披露したことからどんどん話は進む。後宮内で起こる事件を調べる頭の中将・朱貞、蔵人の少将・雅雪、そして茜(周防)の歌を気に入る謎の宮さま…格好いいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
U
25和歌が楽しいなあ。もっとたくさん和歌に絡めたエピソードを読みたくなりました。ラストでお姉ちゃんとの関係にいちばんグッときた。幼馴染みくんが報われてほしすぎる。帝の妻たちはやっぱりなんだかかわいそうだよなあ。東宮がいい子で不憫。 続きを読む…
ネタバレあり -
ラナンキュラス
23不遇な生い立ちでありながら、人を恨まず前向きに生きているヒロイン・茜が好ましかった。和歌の才能をもっと活かして幸せになって欲しい。姫として大事に育てられた双子の姉は、決して嫌な人ではないのだけど、茜に比べると考えが足りないし、茜を利用しているだけのような気がする。茜を大切にしてと周りの人々に主張してくれたらいいのにな。茜のお相手になるのは雅雪なのだろうけど、途中まで茜を疑っていて優しさが足りない(最後の頃は助けてくれたけど)。次巻ではヒロインが辛い時にもっと助けてあげて~。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぐっち
23あれっ、せっかくの逆ハーレムなのに、幼馴染でも主上でもなく、そっちなんだ!と人物紹介でびっくり。私的には幼馴染推しなのですが、どれもまだ恋未満の感じなので、続巻で全員が押せ押せだといいなと思います。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/07/01
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定価616円(本体560円+税)
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ISBN9784041030226