あらすじ紹介
古い童話本を壊してしまったユウキは、構成もバラバラな上、人物だけがモノクロになった欠損だらけの世界に飛ばされた!
ここを“誰もが知る童話”に修復しなければ、戻れないという。
手がかりを探すユウキは、やけに口の悪いお姫様・クリスと出会い……!?
本嫌いの少女は物語の正体を解き明かし、正しい結末に導くことができるのか――?
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みんなからのレビュー
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ぐっち
37壊れたおとぎ話を修復しないと戻れない、けど、白雪姫が男!?あきさんのイラストがぴったりの可愛いお話でした。お話としてはハッピーエンドなのかもしれないけど、ラストが切なかったなあ。 続きを読む…
ネタバレあり -
さや
25★★★★☆壊してしまった本を修復するため、本の中へと連れ込まれたユウキ。そこには口の悪いお姫様がいてー…。母親から『愛されてない』と思い続けるユウキに拗らせちゃった感は否めないけれど…でも面白かった。クリスのサバイバル能力がいいね。ハッピーでもあれば、アンハッピーでもあるラストが切ない。WEBでは続いてるのかぁ…というのことは2巻の発売も期待していいのだろうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
翔(かける)
16壊してしまった童話の中に引きずりこまれてしまったユウキ。現実世界に戻るための条件は、「不完全な物語を完結に導くこと」。有名な童話、というヒントしか与えられない中で、ユウキは一番最初に出会ったお姫様と≪物語≫を作り上げていく。時に失敗しながら、どんな物語になるかはすべて自分次第、というのが、人生にも似ているなぁと重ねながら読んでいました。著者はこれがデビュー作品ということ。とてもおもしろかった!と他のSNSでつぶやいたら、ご本人が取り上げてくださってうれしかった。応援したくなる作家さんがまた一人増えました。 続きを読む…
ネタバレあり -
サラ
15頭が固いけれどしっかり者のユウキと、聡明で美しいけれど実は子どもっぽいクリス。それぞれの葛藤やたがいに惹かれていく様子は十代の少年少女そのもので眩しい…。物語のクライマックスでクリスと元の世界、どちらを選ぶか決断を迫られるシーンは異世界ものの醍醐味そのもの。この1巻では切ないエンディングで終わってしまうけれど、WEB版ではまだシリーズが続いていて、恋愛ものとしてはここから先が面白かった。書籍化された部分だけ読み終わってしまう人が多いのはとてももったいないので、続きの書籍化を期待したい。 続きを読む…
ネタバレあり -
shizuca
14あきさんの挿し絵がとても作品の雰囲気にあっていて素敵です。ユウキがなぜ漢字表記じゃないのかもラストで納得。童話の世界に入り込んでバグもあるしなんの童話かもわからないし、というなかでクリスとであい、彼女と彼と行動して、というのがリアル。藪蚊とかありそう…読んでるだけでかゆくなる。クリスの年齢がとてもツボで、年下に弱い私には本当にどストライクな性格で、だからクリスが最後にユウキに対してあんな行動に出たことが涙腺刺激するくらい感動しました。この話のラストはあのようなまとまり方が大変良いと思います。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/01/12
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784047344037