あらすじ紹介
かつて横浜で用心棒をしていた福沢諭吉は、妙なことから傍若無人な天才少年・江戸川乱歩の面倒を見るはめに。仕事で福沢たちが赴いた劇場で不可解な殺人が起き!? 2人の出会いと探偵社の日常を描く豪華2本立て!
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みんなからのレビュー
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優希
89小説版文スト3巻目になります。今回はかなり贅沢な話でしたね。前半は敦の入社試験の前日譚。太宰に振り回される国木田さんの安定感のあるコンビが微笑ましいです。国木田さんの貧乏くじは相変わらずだなと思いました。後半は探偵社設立に関わる話。素敵過ぎました。乱歩と諭吉先生の物語。乱歩が自分を異能者と誤解するきっかけは諭吉先生にあったようです。2人の関係性も良いです。こうして探偵社は設立されたんですね。乱歩の正確や諭吉先生には素直な面を見せる理由が分かりました。それにしても諭吉先生、好みのタイプかもしれません。 続きを読む…
ネタバレあり -
チェシャ猫
81探偵創設のお話ということで、小説で登場シーンがほとんどない(マンガ版は知らない)福沢諭吉がメイン。社長はこんな人だったんだぁと。ストーリも謎解きが2転3転してなかなかおもしろかったし、織田作さんが出てきたりといい感じ。ところで、最後の登場人物が織田作に本を渡した人物で良かったのかな?それとも社長?名前が混乱してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
neimu
67娘が貸してくれた本。写真で知っているおっさん、江戸川乱歩がここではかわいい世間知らずな天才として描かれているのも楽しい。福澤諭吉が鬱々とした武道の達人であり、ちらりと出てくる夏目漱石、何となく頼りなくじたばたしている谷崎潤一郎とナオミの関係も笑えておかしい。むろん皆漫画の方を知っていて読むから楽しいのであって、いきなり二次創作の世界、ラノベ、文豪の名を借りた新しいキャラクタ-、異能なるものを操る世界に入ると訳が分からないだろうけれど、一旦嵌ればそれなりに楽しい世界。それにしても、劇中劇とは面白い。 続きを読む…
ネタバレあり -
ひめありす@灯れ松明の火
67これは彼の隣にまだ誰もいなかった頃の物語。天は人の上に人を作らなかったし、人の下にも人を作らなかったけれど、同時に彼の隣も誰も作らなかった。名探偵であるが故の宿命。名探偵であるが故の孤独。何処まで異常だったら許されるのか。自分が異常?他人が異常?月に吼える雄叫びは誰も聞かない。誰かが生きてていいよって、言ってくれないと。だから彼らは繋がり合った。貴方と居れば吼えなくて月は綺麗だし、陽の光を浴びた君の世界は卑小だろうが美しかろう。ストレイドッグス。真綿で首を締められるように、鎖で繋がれるのもいいものだろう? 続きを読む…
ネタバレあり -
佐島楓
61国木田さんは太宰を好きすぎるのではないか。そして「探偵社設立秘話」でのなぜ福沢のみが乱歩さんを調伏できるのか、アニメだけではぼんやり見過ごしていた意味がわかってよかったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/05/01
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784041023327
関連サイト
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公式サイト