あらすじ紹介
人生は舞台だ――死に至る病を負った、薬師カナギの旅は続く。謎の詩人と、魔導師の少女ミリアンを道連れに、不死を、永遠を求める旅は続く。私怨から彼らを追う人々を巻き込み、物語は「不死の法を得た魔導師」の城へ。そこに待ち受けるのは、命を懸けた勝負と、詩人の正体……。歌い手(カンタンテ)よ、かくして第二の幕が上がる! 小説大賞受賞者×THORES柴本による、宿命のロード・ノベル!!
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みんなからのレビュー
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つたもみじ
22シリーズ第二幕。ファンタジー。薬師カナギ、詩人ソラ、元暗殺者ミリアンの三人は不死者を求め、不死の魔導師カエキリアの治める地へと。私怨により詩人を追うバシュラールや、ウーチェレット、追手は続々。魔物の呪いにより死に至る病に侵されているカナギは神に近づけるのか。ミリアンは少し雰囲気が柔らかく感情が見えるようになって、自分で考えて行動しているようなのが嬉しい。そして詩人ソラ…ラストシーン…いや、人間の領域は軽く超えているとは思っていたけれど…まさかよの。三人が拗れそうで拗れず、何だかんだ仲が良くて楽しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
yosa
11序盤からイベントが次々起きて、次々に解決していくからテンション高い読み心地が常に提供されているというのに、読み手である私がいまいちこのテンションに乗り切れなかったのはどういうわけだろう?たぶん目的意識の問題だと思うのだけれど、主人公格のカナギが何をしたいのか前巻でわかっているはずなのに、当の本人にその意識が低いというか、目的に向かって一直線!!という感じがなくて、回り道とか唐突な外伝とか読まされている気がしたとかそんなことが原因なのだと思います。詰まらないわけではなくとても面白いのに手応えが足りなかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
nono
11シリーズ第2弾。死にかけのカナギが不死の薬を求めて旅する先はカエキリアの領地。500年も生きていると噂の大魔道師と会う事は出来るのか⁉相変わらず血を吐き倒れるカナギ、術を使いこなせないミリアン、そしてやっぱり謎だらけのソラ。三人の掛け合い漫才^^も楽しく、話が何処に向かっているのか、さっぱり解りませんが、重厚なイラストのお陰もあって話の先が気になります。人を殺したり、怪我をしたりと中々キツい展開ではありますが、意地っ張りのカナギの魅力に惹かれながら楽しく読了。 続きを読む…
ネタバレあり -
つかさ
8シリーズ再読中。カナギ、ソラ、ミリアンの一行は不死の魔導師が治めているというカエキリアの地に向かうことに。カナギの不死を求める旅は続きます。最後はちょっと意味深な感じ。不死者殺しの詩人と鳥の神、世界の王。この世界の背景がうっすら透けてきます。世界の構造を読み解いていくのもファンタジーの醍醐味ですよね。 続きを読む…
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かや
7なんとなく、この物語の世界がわかってきた。終章の老人との会話って詩人は……だということなのかな。前回よりも仲良くなっている3人の会話が楽しい。それぞれの印象は、死なないために生きようとするカナギに、生きながら死んでいるソラ、生き方を探しているミリアン、という感じかな。おどけているようにみえて何を考えているのかわからないバシュラールの詩人に執着理由もわかり、これから3人にどう関わって行くのかも気になる。羽を刈られた鳥はいつか遠くに行くことができるのかな? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2006/01/01
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定価524円(本体476円+税)
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ISBN9784044514020