あらすじ紹介
龍家と鳳家――崑国を二分する戦は激しさを増していく。そのとき、追い込まれたショウ飛の前に現れたのは、飛び去ったはずの五龍だった! 天意に導かれるかのごとく終息する戦い。最後に残すは、反乱の首謀者である鳳朱西の処刑のみ。時を同じくして理美は知る。戦いの裏に、彼の優しい“野心”があったことを。「あなたに会えて良かった」居場所を知らなかった和国の少女は、唯一の華――“一華”となる。シリーズ堂々完結!
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よっち
40龍家と鳳家の崑国を二分する最終決戦。激しさを増す戦いの中で追い込まれつつあったた祥飛の前に飛び去ったはずの五龍が現れる第十一弾。劣勢の中で現れた五龍をきっかけに天意に導かれるように終息した反乱。獄中の朱西によって明かされてゆく真意と、最後に残された反乱の首謀者である鳳朱西の処刑。ここからどう決着をつけるのかと思いましたが、最後もまたこの物語らしい展開でなるほどなと思いました。なんかいい感じに収まった完結でしたけど、雪美たちのその後はまた機会を改めて読んでみたいですね。その辺スピンオフとして期待しています。 続きを読む…
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
39「一華後宮料理帖」第十一品目。完結巻。おさまるべきところにおさまったのかな。ただ、やっぱり取って付けた感が拭えない感じがしました。料理帖と銘うったわりには、料理がそんなにクローズアップされてないし。中華風ファンタジーなので和国(日本らしき国)の料理を際立たせるのは難しかったのかもしれませんが。そして五龍の扱いが一番納得いきません。龍は帝位の象徴であるのは周知なんですから、最初からわかりきったことを麗々しく語られても。孫と一緒に読みたいシリーズでは無いですね、残念です。 続きを読む…
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ううち
20第11弾。完結。少女向け?なのにガッツリ戦があるとは思わなかったわ。 祥飛の想像以上の成長で、納得の結末でした。 あっさりしているように感じるけど、みんな10代とか年若いからな。電子版の後日談が気になりますが文庫で出てくれないかなー。 続きを読む…
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かなで
20ああ、終わってしまった…。 朱西様の『野心』は、大切な二人の未来を守りたかった。だからこそ、自らの存在を公に消す必要があり、様々な策を巡らせ、処刑の日を迎えることになる。珠ちゃんがなぜ理美を『繋ぎ』としたかは不明だけど、理美が選ぶ者が皇帝であると決まっていた。なのにその者は大切な者のために心は受け入れても皇帝の立場は拒否した。最後まで朱西様は陛下を慈しんでいたんだろうと思う。景有は最後まで何を考えているかわからないけど、理美への『お礼』は確かに伝わったと思う。和国へ帰還したあとの朱西と理美の話も読みたい… 続きを読む…
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虚と紅羽
19本当に父親そっくりの馬鹿息子でした。父親よりもよっぽど頑固ではあったけど。 え?結局陛下はアーシャを皇后にするのかな?フラグだけ立てて宙ぶらりんとか、そうするだろうけどそこまで書ききってほしかった。 和国に帰った理美は斎宮様の所に帰れるよね?それ以外認めないぞ。もとの役職には戻れなくても料理番にはなれるだろうし、なによりそこで暮らすのが幸せだろうし。 あと一つ納得出来ないのが伯礼。どういう意図の言葉なのかはしらないけど、前に井戸に沈めたんだから本人にそういうのはちょっと……最後の最後にがっかりしたわこれ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/04/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041092569
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公式サイト