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みんなからのレビュー
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みっちゃん
128次男からの借り本。次男は原作のゲームに感銘を受けて、2月の淡路島に水仙を見に行ったこともあるらしい。余命を宣告され、ただ命が尽きるのを待つだけの緩和ケア病棟を抜け出して、ひたすら西へと車を走らせる。彼女の一生に一度だけのわがままがこれなんて。何とも悲しい。 続きを読む…
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スー
10ある日突然回復の見込みがない病を宣告された優は病院の7Fに入院することになる。7Fは「ただ生命が尽きるのを待つ場所。」徐々に日常の社会から切り離されていく優。そんなときに無表情な7F入院患者セツミと出会う。「最期の時をここで迎えたくない。」優は父親の車を盗んで彼女と逃亡を試みる。その旅の終わりで彼らを迎えたものは…。生死がテーマのラノベ。ラストの「白石工務店」は涙ぐみました。長い闘病生活の中で歪んでしまったセツミの感情を矯正できたという意味でハッピーエンドなのでしょうか。逃走の場面は少々薄味に感じました。 続きを読む…
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ソラ
8「…ただ、生命の尽きる場所」。ある冬の日に阿東優が入院した「7F」は、そういう場所だった。そのことを彼に告げたのは、長い黒髪を持つ同じ入院患者の美少女。名前はセツミ、血液型O…手首の白い腕輪に書かれていたのは、ただそれだけ。他にわかることといえば、いつも不嫌機そうな顔をしているということと、優より年上なのに、まるで子供のような外見だということぐらい。最期の時を迎えるのは、自宅か7Fか。いずれの選択肢をも拒み、ふたりは優の父親の車を奪って走り出す。行き先も、未来さえも持たないままに―。 続きを読む…
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椎名
7ゲームプレイ済み。とはいえプレイしたのははるか昔なので、本当に久しぶりにこの空気感に触れた。ホスピスに入った患者にだけ、口頭で伝えられ続けているルール。終わりを待つだけだった二人が、車を盗み、海を目指して走り出す。どの時代、どの世代でもぐっとくる王道な展開だが、ラストで一人だけを送り出すのがなんとも言えない読後感を作り出している。眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと。 続きを読む…
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
7原作ゲームは未見。結末に関しては・・・生半可な気持ちでははっきりした評価を下せない、難しい作品ですね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2008/07
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784840123655