魔弾の王と凍漣の雪姫 7
ブリューヌ国王に庶子ながら王子と認められた若者バシュラルは、秘かにレグナス王子の抹殺を狙う。ティグルは王国を救えるか。
川口士
(著者)
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美弥月いつか
(イラスト)
シリーズ:魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
ブリューヌ国王ファーロンに、庶子ながら王子として認められた若者バシュラル。
彼はひそかな野望を胸に、『黒騎士』ロランを罠にはめ、レグナス王子の抹殺を狙う。
レグナスの護衛を務める女騎士リュディエーヌは、幼馴染みでもあるティグルらの助力を得てベルジュラック遊撃隊を結成、バシュラルと戦うも敗北してしまう。
リュディエーヌを、そしてブリューヌ王国の危機を救うため、ティグルは父の親友であるマスハス=ローダント伯爵に助けを求める。
彼の力を借りて、ティグルたちは再起を計るのだが、そのころ王都ニースでは、バシュラルを操る黒幕であるガヌロン公爵が恐るべき行動に出ようとしていた。
混乱の渦に呑みこまれようとするブリューヌ。数々の困難をティグルは突破できるのか。
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みんなからのレビュー
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よっち
37ひそかな野望を抱いてロランを罠にはめ、レグナス王子の抹殺を狙うバシュラル王子。彼と戦うも敗北してしまったリュディエーヌたち遊撃隊が立て直しを図る第七弾。リュディエーヌを、そしてブリューヌ王国の危機を救うため、父の親友であるマスハスに助けを求めるティグル。王都ニースで動き出した黒幕ガヌロン公爵。今回は意外な人物との再会もあったものの、次の展開に向けた舞台を整えつつ遊撃隊の立て直し回といったところでしたか。続々と主要キャラが王都に集結し始める流れで、ここからエレン参戦が何をもたらすかちょっと期待ということで。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
22流石にロランより強いのはわけありですよね。前回の敗戦より奮起を図る巻でしたが、登場人物と登場勢力の入り組み方が凄い事になっている各陣営の描写をしっかり書いている事で凄い事に。父親に好きにさせてもらう権利もらったザイアン君が一番新展開で得してるのでは?と今回登場しないながらも思ったりしました。ロランを狙うギネヴィアやエレンも参戦とますますカオスな展開になりそうですが、どう話が落ちつのくか気になりますね。あと前シリーズでも思いましたがガヌロンのシャルルへの想いがつよすぎますね。どれだけ傑出した英雄だったのやら 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
21買ってはいたけど積んでいたシリーズ、その3。去年のこれが出た時期はこれが読めないくらいしんどかったんだよ。愚痴は置いといて、前回の敗戦からの再起巻。ガヌロンの今回の目的はそうなるのね。『双紋剣』の方に少し似せた感じか。ティグルたちの方は地道な立て直しなんだけど、戦記好きとしてはこういう細かい描写をしてくれるのはむしろ好み。返り討ちに遭った領主の悲惨な末路とか(ぇ。敵味方陣営の状況だけでも目まぐるしいのに、最後には引っかき回す気満々のエレオノーラとギネヴィアの参戦。戦記感マシマシいいわ。ド派手にぶちかませ。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
7バナディースより展開が早くテンポが良い。 次々と戦が片付いては産まれていき、次々とティグルのもとに戦姫が集まってくる。 今回もまたエレンの参戦で話が終わる!!ってか次で終わりなの?終わっちゃうの?? 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
6バシュラル陣営との戦いに敗れたティグル達。 それを受けてリュディが一度は指揮官を辞めようとしたりする場面もありましたが、ティグルに励まされて再起して。 マスハスの手助けも得て陣営を整え直して、やってきた敵を蹴散らして傷付いた誇りを取り戻す流れは中々に格好良かった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/12/21
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784086313964