あらすじ紹介
「お前の王道を見せてみろ」――伝説時代最強の騎士と謳われると同時、野蛮人の異名を持つシド=ブリーツェ。キャルバニアの若き“王子”によって復活を遂げた男は、魔法騎士学校の教官として、新たな生を決意する。
みんなからのレビュー
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よっち
40伝説時代最強騎士と謳われ、野蛮人の異名を持つシド。キャルバニアの若き王子・アルヴィンによって復活を遂げた男が、魔法騎士学校の教官として生きるファンタジー。外部では北の魔国が蠢動し、国内は三公爵家の思惑から不安定な状況。そんな中で王位を継承して斜陽の祖国を救うために、復活したシドに師事することを決意するアルヴィンが抱える秘密。過酷な運命を背負う王子にはえてくれる仲間たちがいて、苦境にも負けずに自ら身体を張って立ち向かう姿は心に響くものがありましたね。主従となった彼らのこれからが楽しみな期待の新シリーズです。 続きを読む…
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まっさん
35★★★☆ 「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の羊太郎先生が描く王道ファンタジー作品。他の人の感想でもちらほら見掛けたけれど、正直ロクアカの付け焼き刃感がどうしても拭いきれなかったというのが率直な感想かな。今作の主人公はロクアカと同様に当初周りから見下されつつも、実は圧倒的な力を有しているという作りになっており、様々なイベントを通して段々と教え子達やその他の面々からの信頼を得ていくという流れなのだが、ここがまさにまんまロクアカと同じ流れで正直目新しさは感じられなかった。ただ、俺TUEEEE要素に関してはこ→ 続きを読む…
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アウル
28伝説時代最強の騎士と謳われると同時に『野蛮人』という異名も同時に持つシド。若き王子の手により復活したシドは共感として赴任するも受け持つ学級は落ちこぼれで......な話。教官モノでシドに魅力あるのは勿論なんだけれども、アルヴィンも過酷な運命を背負いながら民のための王になろうと動く姿が良かった。まあ、正体は口絵見たり、あからさまに強調された”少年”という言葉で察してしまうのが虚しかったが......。魔王や魔女の発言が気になる所だな。果たして二度目の人生をシドはどう生きてくのか騎士団はどう成長するのか楽しみ 続きを読む…
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Liuche
23【KU】伝説が蘇る。面白かった。 続きを読む…
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nishiyan
23伝説時代最強の騎士であり『野蛮人』の異名を持つシド。かつての主君の子孫でキャルバニアの若き王子アルヴィンの手によって蘇り、魔法騎士学校の教官として二度目の人生をスタートする王道ファンタジー。内憂外患の極地にある国を救うべく、ある秘密を抱えながら騎士として奮闘するアルヴィンがとても良い。そんなアルヴィンに優しく厳しく接するシドとの関係性が面白く、アルヴィンが徐々にシドへ思慕を寄せるようになる姿も好きですね。何よりテンコを含めた他の生徒たちの成長がまた清々しい。一旦脅威を退けた彼らはどうなるのか。楽しみです。 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2020/12/19
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定価737円(本体670円+税)
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ISBN9784040738574
関連サイト
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公式サイト
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公式Twitter
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
騎士らしい忠誠心カッコいい~!新たな騎士道伝説の始まりだよ!
王子を守護する“剣”として、一千年という眠りから目覚めたシド卿の強さは、まさに伝説級なんだ! 異能を顕現し、強力な技を繰り出す“妖精剣”の担い手たる暗黒騎士を、シド卿は短剣一本であしらってしまうんだよ! 命を救われたアルヴィン王子にとっては、騎士物語から憧れの存在が飛び出してきたようなもの。感動で胸がときめいてしまうのも、無理もないのかな?
だけど、シド卿にとって唯一の主君は、彼と同じ時代を生きた聖王アルスルだけ。決して、アルヴィンの騎士になってくれたわけではないんだ。でもね、シド卿は「アルヴィンが心から剣を振るいたいと思わせる王になったら、騎士になってもいい」と伝えるんだ。これはもう、立派な王になるしかないよね!
伝説を生きた騎士と、理想の王道を目指す若き王子の新たな“伝説”は、騎士道の格好良さと熱さが詰まっているよ!
身体を強化し己を“剣”に!! 伝説の騎士教官に生き様を教わりましょう!
妖精剣の“剣格”に恵まれなかったアルヴィンさん達ブリーチェ学級は、妖精騎士学校の中でも掃き溜めと称される落ちこぼれ学級でした。そこに新たな教官騎士として赴任したのが永き眠りから目覚めたシド卿! 伝説の時代最強の騎士が教官となれば、生徒たちは喜ぶもの……と思いきや、そうではないみたいです。
真偽はどうあれ、後世に伝わるシド卿は残虐非道な≪野蛮人≫。おまけに妖精剣すら持っていないと分かれば、アルヴィン王子がどんなに彼の凄さを語っても皆には伝わらないですよね。
ですが、シド卿は今の騎士が忘れてしまった「ウィル」と呼ばれるマナ制御技術で、身体能力を強化し、己の体をまさに“剣”にしてしまうのです!
剣格の高さが絶対とされる常識を覆し、妖精剣に頼るだけでなく自分自身を鍛える道を示してくれたシド卿は、たちまち生徒たちの希望になります。けれど、シド卿が教えるのは純粋な強さだけではありません。彼が見せるのは、騎士道という生き様そのもの。落ちこぼれとされた生徒達が、シド教官の指導によってどこまで成長していくのかも楽しみですね!