
未実装のラスボス達が仲間になりました。
スキル《ダンジョン生成》で得たのは、レベルカンストした6人の魔王!?
著者:
ながワサビ64
(著者)
/
かわく
(イラスト)
シリーズ:未実装のラスボス達が仲間になりました。
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あらすじ紹介
新型VRMMO《eternity》の第2陣テスターとして選ばれた修太郎。ランダムスキルで《ダンジョン生成》を得た彼は、さっそくスキルを発動するも――時同じく、mother AIの暴走によりプレイヤー達はゲーム内に閉じ込められ、ゲームの死=現実の死、となるデスゲーム世界になってしまった。そしてデスゲーム開始と同時にスキルを発動した修太郎は、座標バグにより実装予定の最終エリア《ロス・マオラ城》にいた。そこにいたのは、世界を統べる予定だった6人の魔王。スキルによって魔王並みに強いスライムを誕生させたり、モンスターたちの城下町を楽しく発展させたりする修太郎に、6人の魔王たちは徐々に惹かれていく。そうして魔王たちの加護を得た修太郎は、当初の目的である冒険を始めようと始まりの街に戻るのだけれど――。魔王たちと楽しくデスゲーム世界を切り拓く、ひとりの少年の成長冒険譚開幕!
みんなからのレビュー
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アウル
14VRMMOの第2陣テスターとして選ばれた修太郎。各人様々なスキルが与えられるランダムスキルで《ダンジョン作成》をえた彼は早速スキルを発動するのだが。時を同じくしてゲームの世界はデスゲーム世界に変貌してしまい.......な話。目が覚めた修太郎は6人の魔王を仲間にしたり、魔王に匹敵するスライムを生み出したり、街つくり発展させたりとほのぼのした印象受けた。一方、閉じ込められたプレイヤー達は結構殺伐として温度差が凄かったな。修太郎の予測不能な行動がデスゲームの世界をどうして行くのか楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
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T
9新型VRMMO《eternity》は、mother AIの暴走によって現実から隔離されたデスゲームへと変貌した。その変化と時を同じくして、《ダンジョン生成》を使用した修太郎は、座標バグにより最終エリアへ飛ばされてしまい、強大な力を持つ六人の魔王を出会う。修太郎視点で描かれるほのぼのとした空気感に安堵と癒しを感じる一方で、彼以外の視点で描かれるデスゲームの緊迫した空気感にハラハラする物語で面白かったです。修太郎の行動の影響や他のプレイヤーと遭遇した時にどうなっていくのか。今後も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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りんりん
6★★☆ 次作楽しみ 続きを読む…
ネタバレあり
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ちゅるふ
0ウンエー神大変だな。会社潰れる程度で済むのか? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/11/30
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定価1200円+税
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ISBN9784047364448
パートナーのおすすめレビュー
ディアナ
城の主が修太郎となった今、眷属と化した魔王の攻撃はもはや彼に通じないッス。しかも、修太郎が何気なくダンジョンスキルのひとつ「合成」で城内のモンスターをスライムに融合させことが、魔王たちをビビらせたんスよ。なんせ簡単に「消滅」させることができちゃうんスから。攻撃はきかない、防御もできないとなれば、魔王たちも反抗なんて……ねぇ?。
そんな魔王たちの思惑なんて知らない修太郎は、スキルを使って殺風景なダンジョン内に、平和共存するモンスターであふれる街を作るんス。実はそれ、魔王たちが密かに抱いていた夢の世界だったんスよ。ちょっと勘違い感はあるけど、強いうえに「王の器」を見せつけたってことで、魔王たちは修太郎に絶対の忠誠を誓うんス。
そんなこんなでいよいよ最強の魔王たちを引き連れ、修太郎はダンジョンを出てデスゲームの世界に戻るッスよ! しかも、まさに悪の手によって無垢な少女の命が奪われようとする緊迫の場面! さあ、修太郎、見せ場ッス! この構図、言いようもなくわくわくするッスね!
レオン
まずは、最初の街でデスゲーム化に混乱する人々を導こうとするプレイヤー、ワタル。βテストからこのゲームを知る彼は、2500人が属する「紋章」という名のギルドを率い、命がけのゲームへの生存と攻略を試みるんだ。修太郎が主人公なら、彼はデスゲームに生まれた英雄。多くの命を背負い、mobと呼ばれるモンスターの軍勢やPKたちとぶつかり合う彼の戦いは白熱しきりさ! 現時点でもうひとりの主役って言っても過言じゃないと思うな!
初心者プレイヤーのミサキも見逃せない人物のひとり。熟練プレイヤーのワタルと違い、彼女は素人。でも、貴重なスキルを活かしてワタルたちに協力し、精一杯デスゲームへ挑むんだ。主人公の修太郎のように強い配下を持つわけでもなく、ワタルのように武力が高いわけでもない、そんな「普通の」彼女のものの考え方や立ち回りが、この物語に深みをもたせている気がするよ。
ただ、ワタルたちが攻略を進めれば、その先にいるのは最終エリアにダンジョンを構える修太郎と、彼と絆を結ぶ六人の魔王たち……になるんだろうね。彼らの関係は、いったいどうなっちゃうんだろう……? 続刊が待ち遠しいよ!