呪剣の姫のオーバーキル とっくにライフは零なのに
オーク、トロール、ワイバーン……人を襲うモンスターどもを、殺し、屠り、鏖す。呪いの大鉈“屍喰らい”を振るう最強の討伐者、彼女の名はシェイ。悪鬼も哭かせるオーバーキリング・スプラッタ無双、ここに開幕!
川岸殴魚
(著)
/
so品
(イラスト)
シリーズ:呪剣の姫のオーバーキル(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
この討伐者、ヤりすぎ!!!
儀仗鍛冶師を夢見る少年テアは、王都への道中、オークの群れの襲撃を受ける。
あわやというタイミングで現れたのは、奇妙な骨面をつけた女剣士だった。
彼女は瞬く間にオークらを惨殺、惨殺、惨殺!!!
必要以上にオーバーキルしてしまう!
「なにもそこまで……おぇぇ」「ブタどもは群れると厄介だからな」
――彼女の名はシェイ。
呪属性武器を扱う凄腕の討伐者らしい。
テアは、野戦鍛冶の腕を買われ、なかばムリヤリ彼女の専属鍛冶師となるが……?
悪鬼も哭かせるオーバーキリング・スプラッタ無双、ここに開幕!
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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海猫
66カバーイラストやタイトルに、川岸殴魚作品特有のゆるふわ感がない。読んでみるといきなりバトルで、それもかなり激しいスプラッタシーンの連打。攻めたグロ描写の連続の異世界ファンタジー。新シリーズがこういう切り口でくるとは思わず、驚いた。ただし残虐に殺されるのはモンスターの方だけなので、気鬱になるような話ではない。描写に慣れてもくるし、突き抜けたような感じがした。また、話が進んでキャラが揃ってくるとコミカルさも出てくる。主人公が鍛冶師で、ヒロインの女剣士・シェイとのコンビネーションも読みどころ。ちょっとした怪作。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
20★★★☆ 純ダークファンタジー物。全体的にグロい描写が多く、主人公の武器が生き物の恨みの念を糧に威力を上げるという設定からモンスターを過剰に攻撃して殺す展開が何度も繰り広げられる。しかし、何故かそこまで物語自体に血なまぐさなどは感じられず、可笑しな話ではあるものの何故か非常に読みやすい出来栄えとなっている。個人的な好みの話をすると、もう少し恋愛要素を絡めて欲しかったかなと。ちょくちょくそういった雰囲気のやり取りは描かれていたので、その辺りは次巻以降に期待したいと思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
15この作者はメタネタを含んだコメディが多く、今作の真逆のスプラッタファンタジーものにはびっくり。 脳漿が飛び散るB級洋画描写に、独特のノリとテンポの会話、そして迂回せずに真っ直ぐサクサク進んでいくキャラクター。挿絵のポップな雰囲気も合わせて実に明快な作品だった。 己が誇りを取り戻さんとそれぞれの戦いに挑み続ける。中でも主役の二人は常識があることは描写で挟みつつ、クレイジーな個性を前面に押し出している。 最後の武器形状にはやっぱこれだよな! と満面の笑みで脳細胞がB級に染まる。怪作にして快作と言うべきか。 続きを読む…
ネタバレあり -
げんごろう
14鍛冶師と女剣士のオーバーキリング・スプラッタ無双劇。 迫り来る魔獣を斬ったり、刺したり、ことこと煮込んだり。 グロいんだけど何故だかそれがクセになる。 非常に疾走感と高揚感、そして嘔吐感(笑)あふれる痛快な一冊でした。 次巻以降も大変楽しみな作品です! 続きを読む…
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alleine05
10面白かった。主人公がマジックアイテムを作る鍛冶師ということで戦う相手や状況に合わせてあれこれマジックアイテムを作りだし、それを用いたバトルが読みごたえがあった。それに物語序盤はそれほどでもなかったけど、話が進み主要登場人物が増えるにしたがって登場人物同士のコミカルなやりとりが増えてきたのも楽しめた。終盤には大きな山場も乗り越えたのでこれは一冊完結なのかなと思ったら最後に気になる設定も出てきたし、あとがきからもシリーズ化を想定しているようなので続きがあればぜひ読んでみたい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/09/18
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784094518696