あらすじ紹介
荒涼たる砂漠を旅する、三人の若者がいた―赤銅の少年ラクシ、鉄色の偉丈夫ボイス、そして白晢の美青年ティーエ。不思議な由縁に結ばれ旅を続ける3人のゆくてには、次々に怪異な事件が待ちうけていた。呪いのかけられたオアシスの町、死者のために造られた都、地下に隠れ潜んだ都市―。砂漠に精霊の歌が聞こえる時、テイーエの“世界”を表わす紫と緑の瞳には、何が映しだされるのだろうか?
みんなからのレビュー
-
エンブレムT
34不思議なダンジョンを進む上質なロールプレイングゲームのような面白さがありました。キャラクターも、白皙の美貌をもつ魔道士を筆頭に、男装の美少女剣士と鉄色の偉丈夫な傭兵だもん・・・イケル!(笑)進む荒涼たる砂漠の中でいろいろな秘密に出会う3人。呪いをかけられたオアシスの町で、死者が集う静謐な都で、そして地下に潜む闇の都市で・・・。人の様々な想いから造り出された都の、「都市」としての意識が独立し暴走していくような、恐ろしくて切ない秘密と謎。うん。地図付きのガイドブックとかがあれば、見入ってしまいそうな面白さです 続きを読む…
ネタバレあり -
昼夜
21読んでる最中、ずっと勝手に脳内再生が別のキャラに変わってしまっていた(笑)。あのシリーズから脱け出せなくて申し訳ないです。第二の未来都市の話が好きです。 続きを読む…
ネタバレあり -
文庫フリーク@灯れ松明の火
20まったく違うんだけど、ゾルーディアを連想してしまう。竹河さん、菊地秀行さんと同期とか。魔界医師・D・新宿のせんべい屋。お二人でどちらが美形書けるか競ってたのだろうか?「闇を産む女神」にルーファを連想。茅田砂胡さんも『風の大陸』読んでいたのかも。―ここからほぼ私信―(笑)女性の方のような審美眼、私には無いので・・。いのまたさんのイラストより、ティーエのフルネーム=アウル・トバティーエが「月の女神に捧げられたもの」を意味する、とか「その双眸は右はエメラルドグリーン、左は紫水晶の明るい紫」 続きを読む…
ネタバレあり -
p.p.
15ティーエ、ラクシ、お前ら……。ティーエはティーエでホイホイ着いていっちゃうし、ラクシはラクシで簡単に落っこちたりさらわれたり。もうちょっと気をつけろよと。ティーエの魔術は何でもありだな。便利だし、物語の進行は楽になるけど、ねえ?地下に乗り込む直前のボイスとティーエのやり取り、いいなあ。そして第二部でいきなり本筋から外れるとは……。やられた。主人公は三人じゃないんですね?そう考えなきゃこの先保たないかも。 続きを読む…
ネタバレあり -
珂音
13ティーエは美貌のヴァレさん・・・そうしか思えない。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日1989/04/20
-
定価528円(本体480円+税)
-
ISBN9784829123157