あらすじ紹介
「戦いは嫌いだ。……『英雄』という肩書は、そんな本心すら曇らせてしまうから嫌いだ」
異世界より召喚されし救世主の一人、『神殺しの英雄』山田蓮司(ヤマダレンジ)。魔神討伐後正体を隠し旅を続けていた彼は、新たな仲間と共に魔神の眷属を討伐し、再びきな臭くなってきた世界で魔王シェルファの存在に思いを馳せる。
ある日蓮司が冒険者ギルドを訪ねると、そこにはムルルと名乗る獣人の少女の姿があった。彼女は王都に居る十三人の英雄の一人、『賢者』宇多野優子(ウタノユウコ)に届け物があるという。一文無しの彼女に常識を教えつつ、蓮司は共に王都を目指すことに。
一方王都の宇多野は、同じ十三人の英雄の一人である『魔法使い』井上幸太郎(イノウエコウタロウ)より、『未来視の魔眼』で蓮司の死を予言したと告げられ――!?
「英雄ではない」と言い張り続ける男の紡ぐ英雄譚、第三章開幕。
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みんなからのレビュー
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よっち
21王都にいる十三人の英雄の一人『賢者』宇多野優子に届け物があるという獣人の少女ムルルと出会った蓮司が、彼女やエルフのフェイロナ、フランシェスカや英雄の一人阿弥らと王都に向かう旅に出る第三弾。旅の途上にある腐霊の森で襲いかかってきた強力な魔族たち。仲間と分断されてかなり苦戦した蓮司でしたけど、一方で想いを寄せていて心配する宇多野さんたちや、蓮司自身にも過去に苦い思い出があるようで、人間関係模様も気になるところですね。開かれる武闘大会を前に十三英雄の仲間も続々と王都に集結しているようで、次巻の展開が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
4またしても面倒事に巻き込まれた蓮司。結局、ムルルという少女と共に王都を目指すことになり。なんだかんだとフェイロナやフランシェスカ、阿弥まで一緒に行くことになってますが。阿弥は蓮司みたいに制限付きではない能力持ちですが。強大すぎる故に、使い勝手は悪そうですね。今回も道中のハプニングで蓮司は、前に立ち続け負傷してましたが。以前の旅路でもこうやって大人として前に在り続けたんだろうなぁ、というのは分かりました。 続きを読む…
ネタバレあり -
Abercrombie
1△ 続々と登場する新キャラたちは魅力的だが、遅い展開に、歯がゆい戦闘。我慢に我慢を重ねて、誓約がたまったところで敵を倒すってがこの物語の持ち味なんだとは、わかっちゃいるけどどーにもイライラするのだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
るーしぇ
1阿弥がホント可愛らしいのう。 続きを読む…
ネタバレあり -
yoyomumu
1魅力的なキャラクターや仲間との再会等4巻が楽しみになる話だった。 優子さん良いわあ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/03/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784865541106