あらすじ紹介
カリスマJCモデル(15歳)との同棲宣言をした火野坂賢一の下に新たな少女・武美涼(15歳)が現れる。
彼女はアリサと同じ学校に通う女子中学生で、賢一にいきなり同棲を求めてきたのだが……
「あたしは今、狼と二人きりってこと……!? いえ、相手は妻帯者……でも15歳がストライクゾーンのロリコン……!? や……やさしく……してください」
「待て待て制服のボタンに手をかけんな!?」
しかも涼は歌って踊って“書ける”知性派アイドル&電子書籍作家としても活躍しており、MARIAと涼で紙の本と電子書籍との売り上げ勝負をすることになってしまう。
本を愛する全ての人に捧げる恋と革命の出版業界黙示録、待望の第二弾!
みんなからのレビュー
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むっきゅー
21ライバルJCで現役アイドルの涼りん登場。そしてアリサとの間で、紙の書籍vs電子書籍売り上げ対決が展開される。涼はアリサと同じ学校で、常にアリサに一歩及ばないため、コンプレックスを持つ。不登校中のアリサも、学校に登校しながらアイドル&作家をこなす涼を尊敬する。そんな二人がお互いを理解していく様が、紙媒体と電子媒体は対立関係ではなく、補完関係であり組合わせで色んな展開ができるという結論はよかった。ところで、「ロリコン」という単語が多すぎ。りゅうおうのおしごとの次ぐらいに多いかも。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
20JCと同棲生活を宣言した主人公の元に新たなJCの影が忍び寄る第二巻。テーマは色々と考えさせられるが内容はやはりパンチが少々足りない感じかな。電子書籍と書籍の対決になるのだが、現実では書店が閉店していったり、モノによっては紙よりも電子の方が売り上げいいと目にしたりするんだけども自分のものにはならないっていうのが個人的には嫌だし、紙という媒体だからこそという読んでるという実感があるんよね。移り変わっていく中生き残るためにどういう対策をとり読者もそれを支えていかないとアカンのだろうな。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
13アリサと同じ中学のアイドル兼作家の少女、涼から同棲を迫られる中、電子書籍と紙の書籍で売り上げ対決をする事になる今巻。 ―――いつか誰にでも訪れる運命の一冊、それは意外と近くに。 電子書籍と紙の書籍、今出版業界を二分する媒体を主軸に据え、どちらが良いのかを証明することになる今巻。平行して巻き込まれる涼の問題へと、賢一が同時に立ち向かう羽目となりながら、自分に出来る事を必死にこなす、はたらく大人の姿が眩しいと共に、考えさせられる内容となっている巻である。さて、続く未来とは。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
12カリスマJCモデルのアリサとの同棲宣言を賢一の元にアリサと同じ学校に通うアイドル作家JC武美涼が現れ、新たな騒動に巻き込まれていく本巻。紙の本と電子書籍を巡る争いと絡めたアリサと涼の勝負など盛りだくさんな展開。ここを軸に二人の少女が抱える問題解決にまで至るところが綺麗にまとまっていて面白い。紙だけでも電子だけでも本というのはなかなか成り立たないものなのよね。最後は賢一とアリサの関係も少し進展して、やっとカップルらしくなってきたかな。二人の関係は今後、どうなっていくのか、気になるところです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
10電子書籍対書籍の構図を持ってくるのは本気だな。落ちはまぁ妥当なところだと思うけど、現実ではどうなるかな… 自分は書籍派だから未来が心配です。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/09/25
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784040651651