魔弾の王と凍漣の雪姫 6
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魔弾の王と凍漣の雪姫 6

王の落胤と名乗る青年バシュラルが現れ、激震のブリューヌ王国。次代の王となるレグナス王子に匹敵する力をつけるが……。第6弾!
川口士 (著者) / 美弥月いつか (イラスト)
シリーズ:魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)(ダッシュエックス文庫DIGITAL)

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あらすじ紹介

ブリューヌ王国に激震が走った。自らを王の落胤であると名のる青年が現れたのだ。彼の名はバシュラル。厳重な調査の末にバシュラルは認められ、正式に王子となった。
そして、大貴族であるガヌロン公爵が彼の後見役となった。
ガヌロンの支援を得たバシュラルは各地を転戦して武勲を重ね、諸侯の支持を得ていく。ごくわずかな期間で、彼は次代のブリューヌ王となるレグナス王子に対抗しうる存在となった。
冬の終わりのある日、バシュラルはついにある行動を起こす。だが、そこに計算外の要素が現れた。
黒騎士ロランの守るナヴァール城砦から火の手があがったという知らせを聞いて急ぎ駆けつけたティグルとミラたち、そしてレグナス王子の腹心のひとりリュディエーヌである。
リュディエーヌと出会ったティグルは、ブリューヌの歴史を大きく変えるであろう出来事に自ら関わっていく。
人気シリーズ、急展開の第6弾。

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みんなからのレビュー

  • よっち

    黒騎士ロランの守るナヴァール城砦から火の手があがったという知らせを聞いて急ぎ駆けつけたティグルとミラたち。ガヌロンの支援を得た現王の落胤・バシュラル王子が突如ロランとレグナス王子のいるナヴァール城砦を攻める第六弾。ティグルの窮地を救ったレグナス王子の腹心で、わりとぐいぐいくるお姉さんヒロイン・リュディの存在が二人の関係に波紋を投げかけてましたけど、後継者争いは現段階だとバシュラルの方が一枚上手でしたか。苦境をここからどう盛り返してゆくのか、若い世代も多い今回はそれぞれの成長や活躍にも期待したいところです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • S.T.

    あとがきの『ヤング・マスハス伝』の告知で読了後の感想が吹き飛んだ。『ヤング・マスハス伝』…もちろん買いますよ。ええ。魔弾のシェア・ワールドならとりあえず1巻は買いますわ。さて、今作はなんと言っても新ヒロイン、リュディエーヌ。お話ももちろん面白いけど想像以上にいいキャラでとても良かった。ただの鞘当てライバルかと思いきやかなり丁寧に作られてて、これは正式に2号さんの可能性があるんじゃないだろうか。楽天的でありながら貴族としての考えをしっかり持ってるため、ミラが圧倒されてたのが想定外で面白い。次の展開が楽しみ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • しぇん

    内乱編ですが話の規模が大きくなりすぎていて暫く続きそうな雰囲気。まだ前哨戦のような感じです。本来ラスボス候補のガヌロンも張り切ってあ動き回っているので、ここでどこまで決着つけるんでしょうか?タヌードとかも生き生きしているしロラン以上の戦士の王子とか唯の化物だしで中々長くなりそうですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 彼方

    ナヴァール城塞から火の手が上がったという話を聞き、急ぎブリューヌへ帰還したティグルたちを待っていたのは王国を割る内乱。幼い頃の悪友・リュディと再会し、祖国の歴史を変える戦に身を投じる第7巻。新登場のリュディは明るく可愛い同い年お姉さんと言ったまた新しいタイプで、有力貴族としての立場やミラとの相違など色んな面で関係を刺激させてくれて良い感じ。しかしこの編でメイン敵役となりそうなバシェラル、ぽっと出の元傭兵でロラン以上の強さという…戦姫に対抗させるためとはいえ、些か強すぎに感じますけれどまあ仕方ないのかな…。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    ブリューヌ王の落胤、バシュラル王子が反乱を起こす中、ティグル達が国を二分する内乱へと飛び込んでいく今巻。―――国が割れて民も割れ、その狭間で射るべき敵は。魅力的なヒロイン、ティグルの幼馴染であるリュディがミラとの関係に波紋を投げ込む中、新たなる強敵であるバシュラル王子が台頭する今巻。王国を二分する内乱の中、厳しい戦いへと予想外の因子として飛び込んでいく巻であり、泥臭くも熱く戦う戦記としての側面が強く出た巻である。敗れて地に堕ちたティグル達は強力な仲間と共に、戦乱を勝ち抜けるのか。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…

    ネタバレあり
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