あらすじ紹介
「メノウちゃんが死んじゃうくらいなら世界なんて滅んでもよくない?」
アカリとモモが消えた。信頼する後輩の裏切りに混乱するメノウは、教典から響くサハラの声に悩みつつも2人を追跡しはじめる。
その頃、アカリとモモは、衝突を繰り返しながらもメノウからの逃亡を続けていた。絶望的にウマが合わない2人による、異世界人×処刑人補佐の禁忌のタッグ。しかし、“メノウ第一主義”な2人がなぜか逃亡中に始めたのは、モモによるアカリ強化スパルタトレーニングで――?
交錯する異世界人、「第四」、そして第一身分。少女たちを待つのは希望か絶望か――。彼女が彼女を殺すための物語、赤に染まる第4巻!
みんなからのレビュー
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雪紫
57電子書籍にて読了。「ホントにこいつら仲悪い」→「どうしてこいつら互いの悪口ボキャブラリー多彩なの!?」→「こいつらメノウ好き過ぎて怖い」→「あ、これアカリとモモ知ったら悲鳴と血涙流すやつ」→「第四のみなさんの扱いに涙」→「オマエラは来るな!」→「もう滅茶苦茶だよ!」→「リボンバレたあああ(一番大爆笑)!!」→「そりゃメノウ切れ・・・うわあああ」→「やっぱり帰還手段ろくでもなかった」→「この引きはズルい」腹黒ヤンデレの罵り合いマウント!開始早々のアカリとモモがいがみ合ってるイラストを見れば本編説明出来ます。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
51【電子】メノウのもとを出奔したアカリとモモ。徹底的にソリが合わない二人だけど、『メノウ第一主義』の一点だけは一致。そんなデコボココンビの珍道中を描く今回。温泉地でのモモによるアカリのスパルタ修行シーンがコミカルに進む一方で、『第四』を中心に据えたシリアスエピソードも展開され、そしてまた少し、世界の秘密が明らかになるのでした。互いを思いやるアカリとメオウの姿がとても尊い。自分なりの「生きる道」を選んだメノウは、アカリの『人災化』を止めることができるのか。今後の展開が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
39モモの手引きによって消えたアカリ。信頼する後輩の裏切りに混乱するメノウは、教典から響くサハラの声に悩みつつも2人を追跡しはじめる第四弾。メノウからアカリを引き離したモモの思惑。アーシュナの力を借りて2人を追うメノウと、交錯する異世界人、「第四」、そして第一身分。二人ともメノウが大好きなのに、なぜか絶望的にウマが合わないアカリとモモの関係には混ぜたら危険感しかなくてもう笑うしかないですけど、各陣営の思惑が入り乱れる中で圧倒的な存在感を見せるメノウの師匠と、メノウたちがここからどう動くのか続巻が楽しみですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
36アカリを連れて姿を眩ませたモモをメノウが追いかける今回の物語。 基本的にはそりが合わないアカリとモモがメノウのことになると意気投合するコミカルなやり取りが見られる一方で、アーシェナと行動を共にするメノウの方では何やら不穏な動きが。 様々な人物達の思惑が入り乱れる中で、明らかになる意外な真実と謎が謎を呼ぶ展開はワクワクが止まりませんでした。 そして、“処刑人の生きる道”の意味を改めて見つめ直したメノウが導師・陽炎の計画を止めることが出来るのか、続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ランドセル太郎
27アカリを連れ出しメノウと別行動をとったモモ。その理由は、アカリを人災化させて殺しの標的にするため、つまり、アカリとメノウを引き離すためであった…。万魔殿によって経典から抜け出したサハラ、陽炎と盟主の再会、異世界に戻るためには大量の生贄が必要だということを知ったアカリなど、謎がどんどん解き明かされているなと思いました。そして、アカリの《時》で何度も死んだことを知ったメノウ。しかし死んだ理由が、「アカリを守ろうとした」ではなく、アカリが「アカリを殺そうとしたから」でした。こういうところがこの作品の面白い所! 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2020/08/07
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784815607135