絶対女王にゃー様3
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絶対女王にゃー様3

J・さいろー (著) / しろ (イラスト)
シリーズ:絶対女王にゃー様(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

にゃー様、僕に会ってみたいと思いますか?

「ぴんぽーん!」
チャイムの代わりに甲高い声が響き輪久はベッドから跳ね起きる。聞き覚えのある声。玄関の鍵をがちゃがちゃと開く音。
「あ、兄様」
別居しているはずの妹の顔。輪玖は慌ててノートパソコンを胸に抱きかかえる。
「お前は何がしたいの?」
「兄様のお部屋チェックですが」
「だからなんのために」
「知っておきたいじゃないですか、だって兄様とは今日から一緒に暮らすのですから」
片親である父・樽人氏の居ぬ間の、突然の妹の来訪。にゃー様との関係を秘密にするため、輪久はパソコンを死守し続ける。そして、妹の目を盗んで、今夜も絶対女王にチャット・イン!
「おはようございます☆」
──デートの待ち合わせみたいですね。
「ふふふ、じゃあらぶらぶデートしちゃいましょう」
奴隷の輪玖はにゃー様に囁きかける。
僕にはにゃー様がいればいいんです。三次元はみんな嫌いです。イミテーションの結華。イミテーションの妹。イミテートすらできない香苗。みんなくすんだ肌色をしています。ただにゃー様の声だけがきらきらと光っています……

絶対女王の宮殿に迷いこんだ少年の顛末やいかに?

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2015/08/14
  • 定価
    660円(本体600円+税)

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