サンタクロースを殺した。そして、キスをした。
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

クリスマスなんて無くなってしまえばいいのに。先輩にフラれ、傷心している僕の前に現れたのは『望まない願いのみ叶える』ノートを持つ少女。彼女は言う。「クリスマスを消すため、私と恋人になってくれませんか?」
犬君雀 (著) / つくぐ (イラスト)
シリーズ:サンタクロースを殺した。そして、キスをした。(ガガガ文庫)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

クリスマスを消すため僕は少女の恋人になる

聖夜を間近に控え、街も浮き立つ12月初旬。先輩にフラれた僕は、美しく輝く駅前のイルミネーションを眺め、どうしようもない苛立ちと悲しさに震えていた。
クリスマスなんて、なくなってしまえばいいのに……。
そんな僕の前に突如現れた、高校生らしい一人の少女。
「出来ますよ、クリスマスをなくすこと」
彼女の持つノートは、『望まない願いのみを叶える』ことが出来るらしい。ノートの力で消すために、クリスマスを好きになる必要がある。だから――
「私と、疑似的な恋人になってください」
第14回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作品。
これは、僕と少女の奇妙な関係から始まる、恋を終わらせるための物語。

【編集担当からのおすすめ情報】
第14回小学館ライトノベル大賞にて、その独特かつ突き抜けた作風により、優秀賞を受賞。

圧倒的な筆力によって描かれるその「青春」は、心の痛いところを抉るような苦さがあり、ここちよい甘さも備えています。

ぜひ一度、手に取って体験してみてください!

みんなのデータ

  • 0
    評価する
  • 7
    読みたい

みんなからのレビュー

  • 芳樹

    先輩に振られ、目前に迫るクリスマスを無くしたい『僕』と「クリスマスをなくせる」という『少女』との物語。少女が持つ「望まぬ願いが叶う」という魔法のノート使い、クリスマスを無くすために『擬似的な恋人』になろうとする二人だが…。現在と過去が入り交じる展開で、霧の向こうに見える何かを目指して歩いているような、不思議な気持ちで読み進めました。物語を形成する言葉遣いと文章がとても美しく魅力的で、また、希望が垣間見えるラストシーンに心が震えました。作者の他の作品をもっと読んでみたい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    聖夜を間近に控えて街も浮き立つ12月初旬。先輩にフラれて絶望していた大学生の僕が、クリスマスをなくせるという高校生らしい一人の少女と出会う青春小説。少女が持つ『望まない願いのみを叶える』ノートの存在。ノートの力で消すためにはクリスマスを好きになる必要があり、少女と疑似恋人になった僕。共に過ごすうちに変わってゆく心境があって、それぞれが心残りを解消していった先で明らかになってゆくもう一つの物語があって、思ってもみなかったクリスマスの真相とその結末、そしてそんな二人が見出したかすかな希望が印象的な物語でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まっさん

    ★★★☆ 小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作品。読んでいる途中でここまで評価が二転三転する作品も珍しく、読了後には思わずほぅ…と一息ついてしまうほど綺麗な物語だった。正直序盤の段階では父親からの虐待・母親からのネグレクトを受けている少女が平然と他者に暴力を振るう、ましてやそれがツンデレなりクーデレなりのコミュニケーション的な意味合いのものではなく、ただただ気に食わない相手に対してそういった行動を取る彼女のあり方に対して違和感を強く覚えてしまい、物語に上手く入り込めないなという気持ちを拭いきることが出→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まるぼろ

    クリスマス前に付き合っていた先輩に振られた「僕」は悲しさと苛立ちから、クリスマスなんて、無くなってしまえばいいのに…、と呟くが、それに「できますよ」と答えた少女が現れ…と言う所から始まるお話です。とても悲しいお話でしたが、読んで良かったと思えた作品でした。割と個性的な作品揃いのガガガ文庫の中でも一際重い作品だとも思いましたが、せめて最後、ノートが燃えきった先の世界では、あの三秒が実践されていて…という結末を望まずにはいられなくなりました。勿論初読みの作者さんでしたが、次回作にも期待したいと思いました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    クリスマスを間近に控えた12月初旬。先輩にフラれた主人公はどうしようもない気持ちを抱えていた。そんな所に突如として現れた一人の少女は「望まない願いのみを叶える」事が出来るノートを持っており、その力でクリスマスを無くそうとするお話。う~ん、面白い事は面白いんだけれどもなんと感想を書いたらええのか物凄く困るというのが正直な感想やわ。後半からの展開も全く想像つかず引き込まれたわ。もう一度読めば分かるかもしんない。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

みんなのラノベまとめ

  • 一捻りある青春物語【激推しラノベまとめ賞】
    よみ人 しらずが作成したまとめ一捻りある青春物語【激推しラノベまとめ賞】で紹介されています。
    6
  • 誰かに教えたいとっておきの3作!
    ラテが作成したまとめ誰かに教えたいとっておきの3作!で紹介されています。
    3

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2020/06/18
  • 定価
    704円(本体640円+税)
  • ISBN
    9784094518535

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK