あらすじ紹介
これまでのすべての因縁に決着を――
皆に祝福され、結婚式を挙げたルートとスヴェン。しかし、人と機械では生きる時間が違いすぎた。だから、スヴェンは人間になることを決意し、人化の方法を知るマイッツァーを探すのだが、彼は保安部の手によって誘拐された後だった。マイッツァーの救出に動いたルートたちは、否応にも聖女が画策する次なる大戦の火種に飛び込むことになり――今はもう英雄でもなく兵器でもない、普通のパン屋店主と看板娘が贈る街角パン屋繁盛記、感動のフィナーレ!!
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よっち
35皆に祝福され、結婚式を挙げたルートとスヴェン。スヴェンは人間になることを決意し、人化の方法を知るマイッツァーを探すうちに、聖女が画策する次なる大戦の火種に巻き込まれてゆく第十弾。二人の結婚式はとてもいい感じだなあとは思いましたけど(ソフィアさん...)、ルートと共に歩みたいと願うスヴェンの願いと、聖女が画策するとんでもない計画を阻止するために最後にまた一波乱ありましたけど、それを乗り越えた後のそれぞれのエピローグと、最後に出てきた素朴でとても幸せそうな姿がとても印象的な結末でした。次回作も期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
23最終巻。聖女の企みで世界戦争が起こりそうになっていたのを新婚ホヤホヤのルートとスヴェンがその企みを阻止する為に仲間達と共に動き出す巻。全体的に綺麗に最後まで書かれていたのは良かったが、スヴェンの人間になる方法が意外とあっさりした方法なのがちょいと拍子抜けしてしまった。マリーが聖女の裏をかき出し抜いたシーンは面白かったし、ソフイアさんがマリーを同類としての臭いを感じ取った所は笑ってしまった。最後に描かれている挿絵反則だろこれ以上内最高の締め方だったわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
22パン屋の主人と看板娘の物語、完結。ルートと結婚し、人間となる事を決心したスヴェンは人化の方法をマイッツァー氏に聞こうとするが、彼は保安部の手により誘拐されてしまっていて…と言うお話です。マイッツァーと聖女…アンジェラの事やその後に会った大戦などを思えば、悲しい所もありますが、それでも終わってみれば大団円な完結だったのではないかなと思いました。何より最後の年を召したルートとスヴェンのあの写真の笑顔が見れただけでも最後まで読んでよかったと思えたとてもいい作品でした。次回作にも期待です。 続きを読む…
ネタバレあり -
活字スキー
20【ネガティブ感想】とりあえず一通りのことは「説明して、畳みました」という印象。綺麗な終幕ではある。2~3巻であっさり打ち切られたり、逆に半端にウケてずるずると引き伸ばしてるうちにエタってしまうのに比べたら、まずまず御の字と言えるのかもしれないが、ラストバトルをはじめ、物語としての機微、盛り上がりとしては全く物足りない。主様好き好き人外看板娘が巻き起こすパラノーマルなパン屋の日常を期待して読み始めたシリーズだったが、その欲求が満たされることはなかった。残念。 続きを読む…
ネタバレあり -
ホシナーたかはし
16内容の感想は、他読メンバーさんが書いているので割愛。私を含むラノベ読者は、世界大戦中・戦直後の状況がどうだったかを聞いたことがある人は少ないでしょう。本作は、そういった戦争を知らない世代に、戦中戦後に何が起きて、どうなるのか、ごまかしもせずラノベで真っ向から書き上げた作品だと思います。「月とライカと吸血姫」同様、ライトじゃないラノベ。嗚呼、良かった! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/11/01
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定価713円(本体648円+税)
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ISBN9784798620459