みんなからのレビュー

• 海猫

  2019/08/09

  107

  プロローグが始まってすぐ、流行りの展開のアレだな。そう思いきや、思いきり意表を突く行動をヒロインが。かくてメインキャラ全員が女性という、あまりないタイプの作品として成立した一作。それぞれのキャラが立っていて、それぞれに闘うのでアクション小説的な楽しみも大きい。ただ残念ながら終盤の魔法バトルは書きようが凝りすぎて想像しにくかった。まあこの巻はキャラたちの顔見世興行的な内容というとこか。まだはっきりしてない謎もあるし、メノウとアカリら女性コンビも今後もっと発展した仲になっていきそう。 続きを読む…

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• ☆彗星☆

  2021/09/14

  88

  第１１回GA文庫大賞“大賞”受賞作。簡潔に言うと殿堂入りでしたね。 七年ぶりと名を打たれると見る目は自然と厳しくなっていました。序盤の衝撃から、徐々に明らかになっていく過去。 ここまでは割と面白い。ただそれだけでした。著者さんは一応書籍化作家と聞いていたので、これくらいは、まぁ、うん だか終盤に連れて怒涛の伏線回収、うん。まぁこれもプロの作品ならあり得る。だかしかしエピローグで、これは私の敗北です。ブログにてhttps://sui-sei.net/処刑少女の生きる道-あらすじ-ネタバレ-感想/ 続きを読む…

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• オセロ

  2022/04/10

  78

  この一冊だけだと評価に困るというのが正直なところでしょうか。 世界に厄災をもたらす可能性を秘めた日本から召喚された迷い人を処刑する少女のメノウと、時を操る能力を保つ迷い人のアカリが紡ぐハイファンタジー。 個性的なキャラクター達が織りなす物語は後半にいくにつれて伏線を回収していく展開は読み応えがありましたが、如何せん戦闘描写が分かりづらかったのが残念でした。 とは言えこの巻で回収されてない伏線があるので次巻も楽しみです。 続きを読む…

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• 芳樹

  2019/07/13

  77

  【電子書籍】異世界人は災害級の特殊能力を示すため、処刑対象となる世界が舞台。そんな世界に日本から召還されたアカリと処刑人である少女メノウの運命的出会いから始まる物語。とても面白かった！メノウに一途なアカリの言動が無邪気で可愛らしく思える。そんな彼女が追い詰められ現れた、異能力「時」を使いこなす人格は何なのだろうか。まだまだ秘密がありそうですね。アカリとメノウの旅はどうなるか、続編を楽しみに待ちます。 続きを読む…

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• ランドセル太郎

  2021/11/23

  63

  主人公メノウがいる世界は、日本という国から異世界人がやってくる。その異世界人は、全員共通して《純粋概念》という非常に強い力を持っていた。その力を悪い方に使った異世界人により、故郷を壊されたメノウは、処刑人として異世界人を殺す仕事をしていた…。最初、如何にも主人公みたいな男が出てきて、「表紙の子はヒロインかな？」なんて思っていましたが、親身にしてからメノウが躊躇なくその男を殺していたので、「？」となりました(しかも序盤も序盤で)。意外性、面白さ、魅力、どれを取っても素晴らしく、流石大賞作品だなと思いました。 続きを読む…

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