あらすじ紹介
〈受賞情報〉HJ文庫大賞大賞(第9回)
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みんなからのレビュー
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よっち
31高校入学を機にオタクをやめ、楽しい一般人ライフを目指す峰本信哉が、漫画を描いているクラスメイト目崎凜に元オタを見破られ巻き込まれてゆく物語。高校デビューが上手く行きかけたところに、インパクトのあるものを突き付けられて目をそらせなくなってしまう展開でしたけど、協力していくうちに一度は諦めた創作という部分を嫌でも刺激して嫉妬したり葛藤する状況はなかなかしんどいですね。でもそれを乗り越えマンガを書けなくなる窮地に陥りかけた凛を救ってみせた信哉の心意気は見事。登場人物たちの創作への熱い想いが感じられる作品でした。 続きを読む…
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ナカショー
26凄く良かった!物書きを目指して夢半ばで折れた主人公が、漫画家を目指す少女と出会い再び物書きを目指していく話。主人公が少女の持つ圧倒的な才能と底知れない気力に嫉妬したりするが、キチンと向き合ってそれを乗り越えようとする内心の葛藤が素晴らしかったです。ここで終わってもスッキリしてていいと思いますが、もし続きが出るなら非常に楽しみです。 続きを読む…
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スー
17傑作。中学時代に悠斗と同人ゲームを作ろうとするがシナリオが出来ずに放棄。自分の才能に挫折し、高校入学を機に「一般人」になる決意をした信哉。しかし創作一筋の凜に「こちら側」の人間だった事を見抜かれ協力を求められる事に。同じくこちら側だった千佳と共に同人誌を作る事になるのだが…自分に無い才能を発揮する才女達。それに対する尊敬、羨望、そして嫉妬に苛まれる。諦めた時に得た解放感は充足感の代償だったと知る信哉…後半の悠斗とのメロス的解決も納得、進路相談室での凜の母親とのやり取りも胸に迫る。千佳の真意が気にかかる所。 続きを読む…
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ツバサ
17普通のラブコメだと思ってたら創作系ラブコメだった。主人公が自分には才能が無いと自覚して創作から離れていくのがやけにリアルにありそうな感じでハラハラした。才能が無い信哉の近くで才能がある凛と千香が成功すればするほど信哉が追い込まれていく姿が辛かった。だけど、最後に凛の母親を説得する時に信哉が殻を破ったから読み終わった後、中々の高揚感があった。自分的にはかなり面白かった、オススメです。続いてほしい! 続きを読む…
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しぇん
17結構面白かったです。創作活動で才能の差に心が折れ逃げ出した主人公が、創作活動の情熱に溢れたヒロイン達に巻き込まれて……と。夢にむかって突き進むヒロイン達と、才能の差に苦しむ主人公の描写が良かったです。色々間違ってるヒロインも主人公達に見捨てられたら死にそうな儚さ等出ていて可愛らしくて良かったです。まだ1巻という事で主人公とヒロイン二人の話に集約されていたので、もし続くなら折角面白うな所がある他のキャラの描写も増えると良いなとも思ったり。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/10/31
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798611129