あらすじ紹介
歴史の書き換えにより、萌え要素が奪われてしまった23世紀。萌えにあふれた“現代文学”を愛する主人公イモセ・ギンは、歴史を書き換えた犯人を追って21世紀に舞い戻る。犯人の手がかりがなく困るギンたちのもとに、こんどは23世紀の文体で書かれた謎の手紙が届いて……。話題のぶんがく系ラブコメ第2巻、噂のオオダイラ文学も絶好調!!
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みんなからのレビュー
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サイバーパンツ
17テーマ性、物語性の強い21世紀文学を好む者の目にはテーマもストーリーも一切放棄し、キャラクター一点突破になった分かり易さの極北のような23世紀オタク文学は低俗なものに映ってしまい認めることができない。しかし、いくら21世紀人から見て低俗であろうと、その物語に夢を与えられた者もいる。性質や世界の評価基準は違えど、それぞれの物語には違った良さがあり、書き手は自分の物語を多くの人々に届けたい、楽しませたい、認めさせたいという純粋な気持ちで書いている。 続きを読む…
ネタバレあり -
カッコー
16前巻ラストで漢字だらけになってしまった未来を戻すために再び21世紀にきたギン達。ずっと変態続きで感覚がマヒしてしまったのかインパクトは薄れてしまった。 クロハのお兄ちゃん大好き感がどんどん溢れてくるさまを見ているとニヤニヤが止まらない。俺は断然義妹派。 続きを読む…
ネタバレあり -
シュエパイ
15異なる世界観、異なる文化、異なる歴史の果ての、分岐して生まれた2つの『正統派』。文学って、正しいってなんだろうね?と、意識を光の彼方に飛ばしつつ読んでました。あぁ、それにしても近代文で書かれた『決意表明!』はよかったな、何だかあれがすべての答えのような、とっても素敵な感じ。想いは、いつか未来に届くのでしょうね♪ 続きを読む…
ネタバレあり -
1_k
14前巻よりも構成が幾分かマシになっていた。それ以上に、笑える部分は健在、というか幕間が加えられて本当に腹痛い。喫茶店で読んだため、アニメ絵の入ったラノベを手に必死で笑いをこらえる不審人物と化した私に、隣の席のお姉さんから冷たい視線をいただきました! どうもごちそうさま! ありがとう、かじいたかし先生! 前巻同様、シリアスパートの主張というか文学観もおそらく多くのラノベ読者なら納得できるはず。落とし所も順当です。一巻とセットでますます傑作の地位を不動にしましたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
6だ
13「ぶんげいっこ」とかそこに収録されてる万葉集で見る書き言葉の変遷とか、もうこういうの思いついた時点で作者の勝ちだと思う。38世紀の話まででてきたり、風呂敷広げすぎの感もあるが、伏線描写的にきちんと畳めそうな辺りが期待感を高めてくれる(←このシリーズに嵌っちゃった人の感想です、はい)。しかし70の爺さんを外見女の子にするというのはラノベに萌え等を期待してる読者的にはありなのか?こういうのでも爺さん娘萌えとか寝癖っ娘萌えみたいなファンがつくんだろうか。つきそうだな…… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/11/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798603094