あらすじ紹介
「【破滅の導き手】……【約束されし妖精】……エルフ? 【疾風】のこと?」
18階層の宿場街にもたらされる殺人の凶報。犯人は黒表の賞金首――【疾風】。
耳を疑うベル達がリューの容疑を晴らすべく、彼女の行方を追い始める中、カサンドラは『最悪』の予知夢を見る。
告げられし十七節の予言。
予言の成就は大切な者達の『死』。
絶望に打ちひしがれる悲劇の予言者は、破滅に抗う孤独の戦いを始める。
そして真相を追う少年が、黒き復讐の炎に焼かれる妖精と邂逅を果たす時、かつてない【厄災】が産声を上げる!
これは少年が歩み、女神が記す、 ──【眷族の物語<ファミリア・ミィス>】──
みんなからのレビュー
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S.T.
80来たよ来たよお気に入りキャラ、リューメインのエピソード!ついに明かされた、かつてリューが所属していた【アストレア・ファミリア】の最期。闇派閥がエグいのは承知済みだけど、全滅の直接の原因は別だったのか。闇派閥の一派の生き残りによって再び巻き起こされる惨劇。この惨劇を『予知夢』として見ていたカサンドラの苦心と、ベルの奮戦によりなんとか一度は凌いだものの、ベルとリューは疲弊した状態で『深層』へと落ちることに。話は相変わらず面白いけど、リューの出番と活躍が物足りないので、その点をベルと二人きりになった次巻に期待! 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
67ベルとリューたちの前に、かつてない災厄が姿を現わすシリーズ第十三弾。発売延期で溜まっていたフラストレーションが一気に吹っ飛んだ。そんなド級の面白さを誇る今回。カサンドラが予知夢で見た破滅の正体であり、アストレアファミリアを壊滅させた怪物ジャガーノート。絶望の象徴とも言えるジャガーノートとベルの死闘にはただただ圧倒させられた。英雄譚とはまさにこの事。この緊張感と圧倒的な熱量そして怒涛の展開、これがあるからダンまちを読むのはやめられないんだよな。ラストが気になって仕方がない終わり方やったし、次巻早く読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
6718階層の宿場街にもたらされた殺人事件の犯人は「疾風」。リューの容疑を晴らすべくベル達が彼女の行方を追い始める中、カサンドラが最悪な予知夢を見てしまう第十三弾。疾風討伐が提案される状況で自らが夢に見た破滅を懸命に回避しようとするカサンドラ、彼女を信じて追うベルたちによって明かされてゆく今回の事件を巡る悪意、そして五年前の事件の真相と悪夢をもたらした災厄の再来。かつてないほどの凄惨な殺戮劇と絶望しか見えない戦いでしたけど、そこからさらにどうしようもないところまで突き落とされるとかどれだけですか。続刊早く! 続きを読む…
ネタバレあり -
雅
61絶望感が半端無い。「主人公が死亡で終了⁉️」って思う位に濃い。 続きを読む…
ネタバレあり -
眠る山猫屋
59Ⅳシーズンがやってたので、久々に再開。ダンジョンを巡るファミリアの物語、今は下層への探索を試みるヘスティアファミリアと連合チーム。未知の領域、そして今まで助けてくれたリューさんが殺戮を行っているという黒い噂。もはや探索行どころではなく、過去の因縁に囚われたリューさんを救うべくベルたちが渾身の力を振り絞る展開。ベルの成長が著しい。戦闘能力ばかりではなく。そしてカサンドラ、予知能力者の誰にも理解されない孤独な戦いが辛い。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/02/15
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797393569