あらすじ紹介
魔法がなくても面白い痛快戦記、大反響につき重版連続!
本格ファンタジー戦記、胸焦がす第4弾登場!!
アドモフ軍と干戈(かんか)を交えたレオナート一行。
亡きロザリアが愛し、レオの魂の故郷《リント》を取り戻す、一大作戦へ!
敵も味方も戦術の限りを尽くす、壮大なる戦士たちの《伝説伝承》にご期待ください。
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みんなからのレビュー
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S.T.
35面白かった!戦の流れが最高だった!まずレゴ戦術でのゴリ押しができない地形の戦場が舞台で前巻との差別化ができていて、シーソーのような戦術合戦が繰り広げられる。一進一退の中ついに勝てるかというところで、アドモフが投入してきた“化学兵器”に大敗。これで終わると読後感が悪いところを、別働隊のレオナートがきっちり勝利してリント奪還。話の展開が抜群に上手い。今巻をまとめた上で、次巻も読みたいと思わせる展開。現時点で5巻、6巻と書き続けて良いと担当から言われるのも納得の出来。本当にGAの戦記の金字塔になりそうな勢いだ。 続きを読む…
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よっち
35宿敵アドモフ帝国の軍勢を退けたレオナートたちのもとに吸血皇子の「伝説伝承」に魅せられてさらに人材が集い、ついに故郷・アレクシス州リント奪還作戦が始動する第四弾。いかにもらしい感じだったレオナートの筋金入りの朴念仁ぶりには苦笑いしましたが、ベタだなあとは思いつつ人材が集まってひとつの流れになり機が熟してゆく展開がいいですね。決戦では天才的な頭脳で意外な人物が戦局をリードしましたが、お互いの献策が激突するギリギリの駆け引きが連続した結果、思ってもみなかった形で迎えた新展開が今後どうなるのか、次巻が楽しみです。 続きを読む…
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アウル
21前半は内政メインの話で地方にレオナートの話が伝わり、その真相を確かめに才能ある者達が集まり始める。後半からは奪還作戦で、アラン達は最初は押せ押せ状態で、敵の裏をかき戦を上手い事進めていたが、最後の最後にジュカが盤上遊戯と実戦の違いをまざまざと見せ付けられ敗走する事に。まあ、トーラメが上手い事主要なメンバーを逃がしていそうだが。レオナート部隊は見事奪還に成功する。はてさて次巻は一体どうなるのかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
17★★★★★アドモフの進行により、敵国の手に堕ちたアレクシス州都リント。各地の反乱を倒し、戦力を整えたレオナートはついにその奪還戦へと舵を切る。個人的な印象としては、ここまでくるのが早かったかなと。だからといって、描写が蔑ろになっているわけではなく、一つ一つのエピソードを丁寧に積み上げているのは良かった。最後にレイヴァーンのとった策は、自領でやるには下策中の下策だと思うが、それを採用せざるを得ない状態まで追い込んだと思えば、ありなのかなと。 続きを読む…
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ばたやん@かみがた
16歴史を少し学んだ人ならご存知のように、封建君主に第一に求められたことは後継ぎを残すこと。その意味でレオもアランもここまでの異性への姿勢は余り誉められたものではない。美貌の商人からのモーションをうっちゃって閨語りにレオが語るは自由競争の優位性。軍事だけでなく内政を含めた国作りに本腰入れだした証と言えるだろう。後半は飛び入り臨時軍師の独り舞台。亡き叔母の人材登用の手腕と人物眼の確かさを物語る。軍師の自滅とレオ故都奪取で1勝1敗か。LGBT故に皇位目指す皇女など強烈な個性投入で読者の興味引っ張る筆力は見事。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/04/15
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784797391824