あらすじ紹介
深海に沈む都市にS.O.Sが鳴り響いた時――平和だった日常は終わりを告げる。【深海】×【絶望】戦慄の本格パニックノベルが登場。この《結末》を僕達はまだ、知らない。
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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よっち
8122世紀の人類が生み出した深海踏破の異能「水使い」。アカデミーにその教官として帰ってきた山城ミナトが、訓練生たちと向かった先で遭遇した深海での惨劇を描いたパニックホラー。前半はミナトが落ちこぼれの幼馴染ナツカや、不器用だけれど才能を持ったクロエたち訓練生の女の子たちとお互いを理解を深めていく描写に費やされていて、その分だけ後半の情け容赦のない惨劇は余計に来るものがありました。物語の構成は秀逸で面白かったんですが、どうしても最善の結果だったのかを問われてしまう後味の悪さは否めなくて、やりきれなかったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
56MF文庫らしくない絶望感漂う暗い作品だな。前半部分は普通にほのぼのしていてまぁこんなもんかなと思ってたんですが中盤から印象変わりましたね。グロはあんまり好きくないけどMFでこういう作品を出すっていうのは好きです。展開は普通にありきたりではあるけど希望が一切見えないこの絶望感がすごいな。前半とのギャップがすごいわ。続刊あるのかはわからんけど個人的にはこの1冊で十分だわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
流言
48本当に救いがない。死んでいくのが師匠でも仲間でもなくて教え子ばかりで、最後に生き残るかに見えた幼馴染も死んで、しかも助けにいったはずの同僚が自力で脱出してしまったのだから彼女たちが命を賭けて戦った意味が何もなかった、という落ちもやってしまった……という絶望を一際強いものとしている。しっかり字数を割いてきっちりと魅力を浸透させたキャラクターをざくっと殺す贅沢な味わいが特徴である。世界観がかっちりしているので守るはずだった生徒もクルーも全滅して教官だけが無傷でおめおめと生きて帰ることを思うと全く気が晴れない。 続きを読む…
ネタバレあり -
giant★killing
47再読。私的ラノベランキング「二度と読み返したくない」部門ぶっちぎりの一位(最大級の褒め言葉)…。内容は水使いの訓練施設の教官の主人公山城ミナトが教え子に指導しつつイチャコラするMF文庫Jらしいお話…は前半まで。後半は…パニックホラーですね、全く救いがない…。帯の「絶望率100%」は偽りでは全くないです。キャラ的には奴隷願望のあるクロエちゃんが大好きです。うん…本当に大好き…。にしても再読であらかじめストーリー知ってたはずなのにこのキツすぎる読了感は一体(自分がチキンなだけ)。次巻も読みますとも(白目)。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
462巻発売前に再読。展開が分かっているからか前回以上に心をえぐられた。前半と後半のギャップが強烈すぎるんだよなぁ。こんなに可愛い女の子が容赦なく殺されるとハンパなくダメージ食らうわ。圧倒的に救いの無い結末の中、2巻でどう動かすのか。楽しみではあるけどそれ以上に怖い。 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2014/03/31
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784040663913