あやかしがたり
剣の腕は一流、しかし心はビビリ屋の侍、新之助は幼い頃から妖怪を見る体質だった。旅先で出会った怪しげな男・拝み屋ふくろう、奇妙な少女・ましろと行動をともにするうち、故郷に陰謀の影が迫っていることを知る。
渡航
(著)
/
夏目義徳
(イラスト)
シリーズ:あやかしがたり(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
ガガガ大賞受賞!侍エンタテインメント!
妖怪、もののけ、魑魅魍魎……「あやかし」たちが跋扈する、その昔。
江戸にて剣の修行に励む新之助は、剣の腕は抜群だが、心は内気な悩める若侍。帰郷の道中、新之助は「拝み屋」と名乗る怪しい男・ふくろう、そして不思議な力を持つ娘・ましろと出会い、一緒に故郷の山手藩に行くことに。しかし、藩には「あやかし」がらみの陰謀が起きていた……。
敵か味方かあやかしか、犬神、化け猫、呪術、剣術が入り乱れ、火花を散らす侍エンターテイメント、いざ!
ライトノベルのみならず歴史小説・時代小説ファンにもおすすめの痛快剣術バトル。第3回小学館ライトノベル大賞、ガガガ大賞を受賞。審査員の田中ロミオ氏に「達者な筆致と高い完成度」と絶賛された、時代活劇シリーズ。
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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☆彗星☆
21第3回小学館ライトノベル大賞“ガガガ大賞”受賞作。 作家買いです。本人曰く死ぬほど売れなかったらしい。そして時代劇ラノベという人生で初めてのジャンル。デビュー作ですが渡先生の文体ってもうこの時から洗練されてたんだなと感じました。たまにハッとさせられるくらい美しい文が斬り込んでくるのが渡節って感じですね。 物語はザ王道で気持ちよく終われたかな。 物足りないというべきか。 終盤の新之助が刀を振るうシーンブログにてhttps://sui-sei.net/あやかしがたり-ガガガ文庫・渡-航/ 続きを読む…
ネタバレあり -
ソルト佐藤
7「俺ガイル」(はまち)の作者のデビュー作。やはり、文章は最初からうまいのですね。おもしろさとは関係はなく、あまり売れなさそう(笑 作者がネタにするのも分かる。題材よりも、悪人⇒善人、善人⇒悪役の転換のタイミングが良くないのかも。椿三十郎だと、冒頭10分くらいで、分かるし。何をすれば、物語が終わるのか、最初の頃は分からないのがつらいのかもしれない。 続きを読む…
ネタバレあり -
椎名
7これを大賞に選んだ田中ロミオのセンスに合掌。本当にありがとうございます。積んでたけど買ってはいたから、許して……と選考と作者に頭を下げていくスタイル。しかしなるほど、作者が売れないをネタにしまくっていたこともある意味納得できてしまうのはやはりライトノベルでは非常に珍しい時代物だからでしょう。あやかしが跋扈する世界、ということでラノベらしさもあるものの、一瞬手に取りづらいのは否定できず。「どうして自分を認めてくれないの?」それはただの願いであり、好きだからこそだという新之助の師匠への理解がずっしりきた。 続きを読む…
ネタバレあり -
珈琲好き
6よく大賞取れたなw 続きを読む…
ネタバレあり -
スイソ
4おもしろい。でもこのあいだ買ったのに初版だっ、た……ウッ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2009/05/24
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784094511338