あらすじ紹介
ファウラス城市攻略から凱旋したばかりのサクラを待っていたのは、カバラ大王国アスタロト大王太子との政略結婚。ハイジ・バランは筆頭衛士としてサクラの側近くに付き従う。花嫁を無事に送り届けるために…。
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みんなからのレビュー
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Yobata
37ファウラスを陥し、太守でなくなったサクラはカバラ大王国のアスタロス大王太子殿下に嫁ぐことが決められる。カバラまでの道のりの護衛となった意気消沈するハイジだが、暗殺が趣味のアスタロスの手は既にサクラに迫っていて…。別の男に嫁ぐこととなったヒロインにモヤモヤする主人公と今回はラブコメ度が高めな話だったけど、カバラ側が下衆野郎ばっかりだったので思いの外胸糞悪い内容になったね。ハイジ君もコミュ障なのでサクラを連れ出す勇気が全然出ないとぼっちを拗らせてるね。一方のサクラはいつも通りの投げやりな中で、→ 続きを読む…
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まりも
35シリーズ第三弾はカバラ大王国へ嫁ぐ事が決まったサクラ公女殿下と随行員として道中を共にするハイジたちに暗殺者たちの魔の手が迫る話。今回も緊張感のある展開の連続で、読み応えがありました。作者さんは不快な敵キャラを作るのが本当に巧い。あの敵キャラがいる事で、ハイジとサクラの関係がより魅力的になっていると思う。主人公たちの裏では様々な陰謀や思惑が蠢いていますが今回の事件をきっかけにしてようやくハイジが男としてスタート地点に立てた感じがしますね。開き直ったハイジはこの苦境を覆す事は出来るのか、次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
32展開が面白くなってきたぞ。カバラ大王国の大王太子とサクラの結婚が決まり、ハイジが公女護衛隊の一員としてカバラに向かうお話。大王国関連の腐敗ぶりはもちろん多くの読者にとって不快だろうけど、ファンタジー戦記の世界を演出する一つの“舞台装置”としては最高で、あの雰囲気自体はすごく好み。もちろん人間的にはアレなので廃王ジークには拍手喝采だったけど(笑)。いよいよ本格的にキナ臭くなってきた。前回みたいな領土の取り合いではなく本格的な全面戦争に移行していきそう。巻末ではようやく世界地図が見られた。大戦の始まりに期待! 続きを読む…
ネタバレあり -
異世界西郷さん
31帝国軍に勝利したサクラは帰還したのち、カバラ大王国の大王太子の元に嫁ぐように命令される。そして、カバラへ向かう途中、花嫁行列の随行員が次々と暗殺される事件が発生し……な第3巻。相変わらず、ハイジのコミュ障ぶりが笑えないレベルでしたね。とはいえ、それ以上に異彩を(悪い意味で)放っていたのがカバラ側の人々でした。この作者は人間の気持ち悪さみたいなものを表現するのが巧いと思います。結婚は阻止したものの、帝国の策略により危機的状況のサクラたちがこのあとどうなるのか。次巻が楽しみです。 続きを読む…
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ナカショー
30今回も面白かったです。嫁ぐことになったサクラ公女殿下の随行員として一緒に行くことになったハイジ中尉が行く先で襲われる話。カバラ大王国のキャラが気持ち悪すぎて読むのが辛かったです。よくもまああんな気持ち悪いキャラにしたもんだ。あとハイジの独白が以前にも増して磨きがかかっていて面白かったです。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/08/30
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784086310673