あらすじ紹介
学問と新技術にあこがれるクライヴは、ある日幼馴染みのシリクと共に、賊に襲われていた首輪をつけられていた少女を助けるが…。気鋭の新人が放つ本格ハイ・ファンタジー、登場。
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みんなからのレビュー
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よっち
39才能がありながら辺境で将来に希望を見出だせずにいた少年が、首輪を付けられた高貴な少女を助けたことから運命が変わりはじめるハイファンタジー。生まれた時から運命を定められながら、対立する二派閥の思惑をいずれもよしとせず逃げてきたソニアを助け、それに拘泥せず新たな道を提示するクライヴという構図は良かったです。ただ奇略家が支えるとはいえそもそもの勢力が小さいので、まずはここからどう生き残っていくかからですね。何をしたいのか軸がブレなければ、面白いお話に成長しそうなポテンシャルは感じました。次巻以降も楽しみです。 続きを読む…
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いーたん
36設定や世界観は好きです。戦記・ファンタジーとして一巻を読んだ感想として、今後、巻数を重ねるとかなり良質な作品となっていく予感がします。ただ、テンポというか、スピード感がもう少し欲しかったかな。クライヴやシリク、ソニア達、ゲイルペール新王国の面々のこの先の物語が楽しみです。 続きを読む…
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まりも
28これは良いんじゃないですか。非常に重厚な戦記作品。世界観の説明、キャラ紹介もあってか序盤までは展開は遅かったがそれ以降は一気に引き込まれる力がありましたね。逃避行をする王女と辺境で燻る天才の少年の出会い、砦での攻防戦と王道要素を盛り込みラブコメ要素を極力排除しているので軽いラノベではありませんが戦記モノとしての出来は非常に高いので良かったです。今後どうなっていくのか非常に気になるので次巻が待ち遠しい。 続きを読む…
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メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
2888点。『介添人の指輪』と『生贄の首輪』で繋がれる二人を中心に描かれるハイファンタジー作品。生贄として追われていたソニアと共に行動していたエルナが殺され、死ぬ間際にクライヴに『介添人の指輪』が託されてそこから物語は始まる。今巻ではこの作品の下敷きというか地盤固めの巻だったと思いますが、内容が濃く重厚な感じで構成されており、軽めに読める作品ではないですが、戦記モノならこれくらいがちょうどいいと思います。地盤が固まり、これからのすべきことも見えていて続きが非常に気になるので続刊希望です。あとシリク可愛い。 続きを読む…
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アキラ@アニメと積読本を消化したい
23上の上。恐らく、ハイファンタジーを読むのは初めてなので、結構時間がかかりましたが、面白かったです。『どんな魔法を使うとしても、代償が必要』、という設定は面白いと思いました。それに、どのキャラも魅力的で素敵。個人的に、ヴァレリーさんが好きです。次巻も読みます。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/04/30
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784086307819