迷い猫オ-バ-ラン! 12 護ってなんていってないんだからね!!
松智洋
(著者)
/
みつみ美里
(イラストレータ)
シリーズ:迷い猫オーバーラン!(集英社スーパーダッシュ文庫)
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あらすじ紹介
都築巧たちは三年生の夏休みを迎えていた。受験を目の前に控えつつも、残り少ない仲間たちとの高校生活を満喫している迷い猫同好会だが、その影でひとつの事件が進行していた。体調を崩し気味の育ての親、芹沢シスターを心配していた文乃は、大学進学をせずに、教会を継ぐためにシスターの道を歩こうと決意していた。文乃はそれを隠して、みんなと明るく振る舞い、巧をデートに連れ出す程の積極性を見せて最後の時間を楽しもうとする。それに気づいた親友の千世と希は、文乃を翻意させようと頑張るが、巧にその事実を告げるのは文乃に止められて……、同好会最後の、そして最大の事件が始まろうとしていた。大人気の恋と友情の日常系ハイテンションラブコメ、奇跡の大団円!!
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みんなからのレビュー
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た〜
14イケメン君がなかなかのイケメンでした(笑)と言いたいところだけれど、ちょっと諦めが良すぎないか?閑話休題。主人公が相変わらずのヘタレというか、最後の最後でヘタレ度大幅アップ。結局何も決められず浪人までしてしまう。♀たちの争いは、幼なじみがその立ち位置だけで何もしないまま勝者に、とはなりそうでならなくて良かった。それと、祝!ロリっ娘A昇格(笑) イラストに関しては、最初からなら違和感ななったであろうレベル。巻変わりでやるより、イラストレータ変更時点でこの人にしとけば良かったんじゃね? 続きを読む…
ネタバレあり -
佐島楓
12千世と希のある行動について文句をつけたいところもあるのですが、みつみ画伯の絵のほうがパワーがあるので口をつぐみます。あとがきによると進行側の事情などいろいろあったようで・・・松先生、イラスト担当の皆様、編集者の方々、お疲れ様でした! 続きを読む…
ネタバレあり -
スー
8最終巻。前巻あたりからライバルに差をつけられている文乃の葛藤、そして芹沢シスターの体調不良など、物語が動くのかなと思ったのだが…。シスターになる(=巧争奪戦から外れる)のが今を壊さない一番の道だと決意する文乃に抗う恋敵。嘗てのいじめっ子、柴田が告白したり、教会に文乃を残すために家出した巧と文乃の秘密…「二回死ね」の本当の意味など、急速に風呂敷を包んでいく印象。そしてラストはモラトリアム。巧のヘタレさもそうだけど、「パパ聞き」の空ちゃんの様な「悪女」がいなかったことも要因か。面白かったけど「パパ聞き」に軍配 続きを読む…
ネタバレあり -
CCC
5うーむ、これでエンドか……。まずは完走ご苦労様でした、と言っておくことにする。作者失踪とか完全放置よりははるかにマシだ。けれどこれは、『ちゃんと』終わったのか? おそらく大半の読者が懸念していた妥当性が高いようでそうじゃない、この終わり方。何が進んだ。何を選んだ。何が変わったのだろう。一体巧は何を成したのか。ウヤムヤのもやもやで色々釈然としないぞ。絵は変更後の中では今回が一番自然だったけどさ。 続きを読む…
ネタバレあり -
あまたあるほし
5恋愛ものの結末は、いつも難しいのが常。『迷い猫』シリーズは、そこを軟着陸させた。これなら、確かに誰も傷つかない。けれど誰も得をしない。誰もというのは、登場人物たちであり全12巻の読者だ。女性三人の友情といえばきこえはいいけれど、釈然としないものが残る。イラストの件などいろいろあるだろうけれど、強引でも、そして誰かを傷つけてでも一人を選んで欲しかったと思う。まあ、最後まで「迷って」たのは、巧だったってオチで一件落着ってことか。。。でも好きな作品でしたよ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/02/29
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定価713円(本体648円+税)
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ISBN9784086306638