高天原なリアル
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高天原なリアル

霜越かほる (〔著〕)

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みんなからのレビュー

  • 凜音

    読了 私の母親は24色パレットのように声色を使い分ける声優でした。 そんな母が演じたゲーム「高千穂学園」が大ブレイク。 グッズ展開やラジオになったりと反響を呼ぶ中で、中の人とガワの年齢差がネックとなる。 そんな中で白羽の矢がたった娘の私。 声を少しづつシフトして声優交代する事に! そんな声優を商業的視点で書いたラノベ作品。いや、この作品の原型が1996年に描かれたものというのが信じられない… 読んでいて思わず「嘘だろ」って言葉が零れた。 この時期にバーチャルアイドルを既に作品として形作っていた事、 続きを読む…

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  • 魚の骨

    99年のロマン大賞の入選作。時代が見受けられます。主人公の所有物がPHSとか。細かいところを抜いて考えると、ネット配信のラジオ番組とか、家庭用ゲーム(ときメモがモデル?)とかすごくリアリティを感じます。そんな中でうごめく人間模様。面白いです。章立ては23章とびっくりな章立てですが、逆に視点移動がわかりやすくて良かったです。まあ、ふつうの章立てでもかれんとそのマネージャーの 神代美代子さんの視点だけなのでわかりにくいということは無かったと思いますが。カロリーメイトのミルク味、食べてみたいです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 山田隆

    小林信彦の『極東セレナーデ』と殆ど同じ話で、相当強くインスパイアされていると思って間違いないだろう。大きな違いは極東ではヒロインが直接アイドル・デビューするのに対して、高天原ではヴァーチャル・アイドルの「中の人」として世に知られるようにになるという事で、この辺は極東の連載が始まった80年代半ばと高天原が最初に世に出た90年代末の芸能事情がそのまま反映された部分でもある。もしも今、似たような話が書かれたら、ヒロインはアイドル声優になるはず。 続きを読む…

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  • 三毛招き

    時代を先取りしすぎましたねー。とはいえ、当時のと○メモのパロディですから時節にはあってたんでしょうが。リメイクして意図不明になった場所が多少あったのではないかと。 続きを読む…

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