あらすじ紹介
おれたち、なんでこんなことやってるんだ……?
ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そして地下から出た先に待ち受けていた「まるでゲームのような」世界。
生きるため、ハルヒロは同じ境遇の仲間たちとパーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとしてこの世界「グリムガル」への一歩を踏み出していく。その先に、何が待つのかも知らないまま……
これは、灰の中から生まれる冒険譚。
みんなからのレビュー
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よっち
75訳もわからないまま、辺境に放り出された主人公たちが、生きるために辺境軍の義勇軍に応募し、パーティを組んでモンスターたちと戦うお話。他の選択肢も与えられないまま、残ったメンバーでパーティーを組むも、ゴブリン相手にギリギリの戦いを続けながらも底辺からなかなか浮かび上がれない現実。しかも回復役で戦闘面もフォローしていた、リーダーシップのある神官まで戦死とかなり救いがない状況でしたが、主人公たちが迷ったり仲違いしながらも、奮闘する姿には惹きつけられるものがありますね。こういう人間臭さのある物語もまた良かったです。 続きを読む…
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S.T.
73『サクラ×サク』で主人公の内面描写を読むのが苦痛で、有名タイトルながら手を出さなかったのが、アニメ1話に惹かれて購入。主人公PTが最弱であることが盛んに取り上げられていたが、初ラノベが『フォーチュン・クエスト』の自分にとってはまったく違和感なし。本当の初心者PTってこうだと思う。ファンタジー世界の描写を楽しみつつも、スキルに関してなどゲームっぽさがあって、それはこの物語の謎に関わってくるんだろうね。現代風の要素を取り入れながらも、非常に王道な冒険ファンタジーだったというのが1巻の素直な感想。2巻が楽しみ! 続きを読む…
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shin
62理由も経緯も分からない状態でファンタジー世界に放り出された男女達の中で、出遅れた6人が協力して生活していくお話。魔法やスキルがあり間違いなく現実じゃないけど、生活に掛かるお金を考えながらのやりくりや、怪物も生き物と感じられる描写には現実感があった。ハルヒロの心の声や仲間の揺れ動きを通じて、自然と自分だったらどうなるか・・・と身近に考えられたのも印象的。表面だけ見れば多くのゲームで弱小とされるゴブリンとばかり戦ってるけど、緊張感の中、生と死に向き合い懸命に生きる彼らの心の動きや成長に惹きこまれたお話でした。 続きを読む…
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異世界西郷さん
59【2016年冬アニメ原作を読む。その5】前々から興味があったので、アニメ化を期に読んでみました。まだ、1巻のハズなんですが初っぱなから飛ばしてきますね。この作品は登場人物のキャラ造形が良く出来ておりひとりひとりが自分の意思で会話をしているような気分にさせられ、ページをめくる度にどんな展開になるのか気になって仕方がありませんでした。最後もマナトの為、そして自分達が先に進む為にゴブリンと死闘を繰り広げる姿はとてもアツかったです。伏線も良い感じに散りばめられていて今後の展開が気になってしまいます。 続きを読む…
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Dー
57最近こういう異世界系のパーティー組んで戦うのをよく読む気がする…けどこの作品は主人公達に特別なヤツがいないのでかなりシビアな雰囲気で進む感じの物語。それでも退屈することはなく、キャラが個性的で面白い。この「グリムガル」の世界は謎に包まれていて、違和感を感じてる人が最高レベルの義勇兵にもいるので謎を解くのはその人達の役目かな…とりあえずハルヒロ達がどこまで強くなれるのか楽しみ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/06/25
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784906866229