いつかここにいた貴方のために/ずっとそこにいる貴方のために
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

いつかここにいた貴方のために/ずっとそこにいる貴方のために

これは「おわり」の物語。互いを想った、二人の悲劇の物語。
著者: 西塔 鼎 (著者) Enji (イラスト)
シリーズ:いつかここにいた貴方のために/ずっとそこにいる貴方のために(電撃文庫)

キミの評価を教えてね!

作品を購入する

  • BOOKWALKER電子版
  • Amazon紙書籍

あらすじ紹介

 少年兵レンカはその日、奇跡を見た。
 それは、春に——四月に降る雪。血みどろの最前線に降り、あらゆる敵を凍てつかせる雪。
 その奇跡を起こした少女は、こう呼ばれていた。『氷棺(ひつぎ)の聖女』と——。
 レンカと少女はふとしたことから出会う。移ろいゆく戦局の、その束の間に訪れた平穏な日々。二人は少しずつ、その距離を縮めていく。
 だが、彼らは忘れていた。
 少年が「ただの兵士」であることを。
 少女が「絶対の兵器」であることを。

 これは愚かな少年と、幸せではない少女の出会いと、そして、別れの物語。

みんなからのレビュー

  • 真白優樹

    血みどろの最前線で戦う少年が、聖女と呼ばれる絶対兵器の少女と出会い、始まる物語。―――春に降る奇跡の雪に揺れるは君の面影。 過去作と同じ戦いを最前線の兵士である少年の目から描き、更に悲惨さと悲劇性を増した中、束の間の交流と惹かれ合う心が一筋の儚い光を齎すも、その淡い光が容赦なく狩り取られる、その落差に心に重いものがのしかかる物語であり、いつかと今が交差する、必死に進んだ先の約束された悲劇がやるせなく、何とも言えぬ読後感が味わえる。遺された想いは少年の新たな光となるのだろうか。 うん、重いけど面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • かっぱ

    ただの少年兵でしかない少年と『聖女』と呼ばれる超常の力を使う少女が出会うところから始まる物語。交わるはずのなかった二人がゆっくりと距離を縮めていく描写がとても感慨深い。終わりの見えない戦に身を投じたレンカと超然じみた力で戦を止めようとする四月。なんて悲しい物語なのだろう。だからこそ非日常の中で生きてきた二人が"普通"の日常の中で何気ない会話をするシーンが強く印象に焼きついている。待ち受けるのは約束された悲劇。それでも激動の時代に生きた二人にとって、かけがえのない日々をセイシュンと呼んだっていい 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    タイトルは違うが作者の前作と地続きで、新キャラ視点で描かれる。 間幕として挟まれる回想の描写が複数あることで、前作よりも構成がハッキリしている。 戦争の最中にあった兵士たちが語るロマンス。そして最後に希望と不安を寄せるエンド。 今終わっても良いし、続けても良いようにまとめているのは長所でもあり短所。セカイ系風にしつつも、引き込みが足りない。 前作も今回も被害が少ないので(主要キャラ全員生きてるし)、切なさよりも感傷的だな、という感想が残ってしまう。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク

    前作と繋がりのある世界観。時間は少し前、『聖女』が兵器として戦争に投入されている時期の物語。終わることのない戦争のなか一人の少年兵と『聖女』が出会い、絆を深める。今作では平凡な少年兵のことをしっかりと描いているので、かえって『聖女』の普通さが際立っているのが上手いなと。超常的な力を持っていても、チョコレートを食べて喜び、サクラを見たいと願う。普通の女の子。彼も彼女も精一杯生きているのがひしひしと伝わった。相変わらず余韻の残る終わり方で、胸に何かを刻む作品だ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • コロンブス

    戦況悪化の打開策として投じられた、異能を用いる少女と出会った一人の兵士の物語。著者の前作「死にたがりの聖女に幸せな終末を。」と同一の世界観と時間軸の物語であるが、今回は主人公が最前線の戦場で戦う兵士という設定である為に「特別な彼女と普通の僕」という構図が、より作品の悲劇性を引き立たせているように感じる。前作に登場したサブキャラクタやヒロインたちも顔出しをしている為、前作の前日譚でもあり補完作という意味も含んでいる。本作だけでも充分楽しめるが、やはり前作と一緒に読んで世界観に浸るのが一番の楽しみ方か。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2019/11/09
  • 定価
    630円+税
  • ISBN
    9784049129496

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
1日1回集計してみんなのデータに反映するよ。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
1日1回集計してみんなのデータに反映するよ。
Close
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
通知登録するにはログインして下さい。
ログイン
キャンセル