
あらすじ紹介
思わぬアクシデントからハル子の唇を奪ってしまったナオ太は、それを目撃した父・カモンから彼女を賭けた決闘サバゲーを申し込まれる。くだらないと思いながらもハル子に頼まれまんざらでもないナオ太。だがそんなナオ太とハル子の関係を見たマミ美の態度がちょっとおかしい。これはもしかしたら――嫉妬なのか? うれしはずかし暴走アニメの小説版第3巻。ちょっとせつない感動巨篇(?)で、ついにフィナーレを迎えます!
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みんなからのレビュー
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YO-HEY@紅蓮ロデオ
25ブックオフで遂に発見。…なんか解らないけど泣ける小説。どうしようもない、とても青臭い、でも輝いたものが詰まっている。これを見て流れる涙は?輝きがまぶしいから?それともこの輝きをもう解き放たれたから?…アニメ見ようかな。前に見たのは2年前。また何か違った作品になっているだろうか? 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
12ハル子の男を利用する嘘、マミ美の自分を守るための嘘、どちらも男性を虜にしながら苦しめる嘘だ。大人だったら彼らを諭したり、距離を取ったりして、うまく騙されるフリを続けられただろうか。そして適当なとこで自然消滅するまで。 承認にたる自信を身に付けた少年はもう止まる気はない。距離を取ることもせず、あたって見せる。彼女たちの嘘が剥がれるまで。 ラストで彼女たちが別れを自ら告げたのは、少年が男になったからだ。もう騙せないし、代用品でもない、充足した存在。悪く言えば利用できるような玩具でなくなったのだ。(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり
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iwtn_
3クライマックス。やはりあの曲が脳内で再生される。微妙にアニメとその後?の描写が違う気がする。順序だけかもしれないが。映像で表現されなかった部分を補完するための小説というメディアは確かに有効と思う。しかし実は小説から入った自分としては映像表現の面白可笑しさというのも強烈なもんなんだなぁと感じたことを思い出す。入手困難になっているようなので、Kindleで手に入るようになったのは何より。またいつか読み返すのだろうか。映像の方は結構配信されたし、そういや新作もあったけど、パッとしなかったな。思い出補正?時代? 続きを読む…
ネタバレあり
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鯨、或は山田
1クライマックスでは、アニメを補完するというより、それより深くつっこむ感じに。アニメでは勢いやリズム感のために省き気味だった人物の彫り込みや設定の説明をしっかりこなしている。ナオ太目線のアニメと、三人称視点のノベライズという立ち位置がしっかりしていたのが良かった。 続きを読む…
ネタバレあり
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なにがし
1久々に引っ張り出して再読。あとがきの日付に、あの青臭いかっこよさに痺れたのがもう10年前かと遠い目をしてみたり。自分の大人ごっこはまだ続いているのか、知らずごっこじゃなくなってたのか。近いうちにもっかい観よう。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2001/03/01
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定価461円(本体419円+税)
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ISBN9784044236038