あらすじ紹介
『白き女王』は憧れていた。
恭介といっしょにご飯を食べ、学校に通う、そんなごくありふれた幸せな日常を。
そんな思いを胸に告白するも、城山恭介は無慈悲に拒絶を示す。もとより分かり合えない二人には、戦う以外の道はなかったのだ。
『白き女王』の猛攻に対し、恭介は死した『妹』の魂が封入された『色彩なき童女』の空間を捻じ曲げる能力や、自らの命をも戦術に取り込み応戦するも決着がつかない。決戦の舞台は思い出の地へ――!
恋する未踏級『白き女王』の結末は!?
みんなからのレビュー
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燃え尽きタコ
23正直戦ってる理屈や理由は分かるけど、それに意味を見出せなくて最初の戦闘以外のバトルにノれなかった。 それはそれとして、2巻で見せた在り方を貫いてガチのご都合主義ハッピーエンドを主義主張捻じ曲げてでも手に入れたのは、これぞ兄上!って感じで好き。最後の家族での会話好きだわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
18完結巻。白き女王と完全に決裂した恭介は妹の魂が封入されている「色彩なき童女」と共に、完全決着をつけるべく壮絶なデスマッチを繰り広げていくが…というお話です。恭介がああなった後に白き女王が「助けて」と言って恭介が助けるというのはある程度予想通りでしたが、その後の「叡智」とのチームバトルや、恭介の母親や妹まで救済して更に「召喚」を超えて…と言うのは割とスケールの大きなハッピーエンドで楽しい結末だったなと思いました。楽しく読めたシリーズでした。既存のシリーズ共々、次回作などにも期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
9思い出の地を舞台に、恭介と女王が最後の戦いを繰り広げる最終巻。―――全てを賭け札に掴み取れ、世界を変えるその選択。 どちらかが死ぬまで戦いは終わらぬ筈だった戦いに、一つの予想外の結末が訪れる今巻。恭介と女王、二人ともが力の限りに掴み取った結果であり、二人が共に肩を並べ共に強敵と戦う、一度は見たかった光景がみられる、これが最後とばかりに心が躍り燃える巻である。掴み取った世界の変革、神々とも共存する世界で恭介は少女達と共に再び戦場へ。Nシリーズも書籍化するのなら読んでみたいものである。 うん、面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
8あっさりと、終わった!ちょうどいい具合というのがピッタリ。もしかすると「新約」が出ちゃうかもしれないけど・・・(苦笑)。 ハッピーエンドにはなった。なったけど、ご都合主義ですべてが丸く、とも言えないような。 人間の欲は尽きまじ、ってことで手打ちですかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
ℳℯ
5★★★☆☆ ついに最終巻に来てしまった…ここまで長かった。死んだ人達もまるごと救ってしまった恭介には呆れる他ないが、「普通の日常」という一番良い結末には拍手。白き女王と結ばれたかどうかは明記されずに終わってしまったが、恐らくこの後恋人になって結婚するという未来を願いたい。世界は再び塗り替わり、召喚の時代もまた終わりを告げたとさ。おしまい。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/06/08
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定価781円(本体710円+税)
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ISBN9784049125665
関連サイト
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公式サイト