あらすじ紹介
バディを撃墜され、F-15Jから降ろされた蛍橋三等空尉。病院で失意に沈む中、彼をスカウトしに技本室長の知寄蒔絵がやってくる。半信半疑で訪れた技本で蛍橋を待ち受けていたのは、複座の軍用機JAS39グリペンと、ポルトガル語を操りペールピンクの髪をなびかせるアニマの少女だった。
パートナーの少女グリペンに加えて、新たな翼を手に入れた蛍橋は、以前にもましてザイへの敵愾心を強めていくのだが──。
ザイとの大空戦に世界中のアニマが大集結!? グリペンがその身を懸けた、次元を越えたもう一つの物語。
みんなからのレビュー
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よっち
40バディを撃墜されF-15Jから降ろされた蛍橋三等空尉。病院で失意に沈む中、彼をスカウトしに技本室長の知寄蒔絵がやってくる第七弾。最初は唐突にも思えた蛍橋三等空尉とグリペンの出会いから始まる物語が、二人の交流と明かされてゆくザイの秘密、そして終盤に判明するエピソードから前巻からの話に繋がる展開にはおおっと思わされました。グリペンは何度も様々な想いや出会いや別れを積み重ねた上で今ここにいるんですね。いつまでも繰り返されている流れをひっくり返そうとする慧の決意からどうなってゆくのか、次巻が楽しみになりました。 続きを読む…
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Yobata
27バディを撃墜され、戦闘部隊から降ろされた蛍橋三等空尉に技本室長の地寄蒔絵が新型兵器ドーターのパイロットとしてスカウトにやって来る。ザイ打倒に燃える蛍橋にとって当初アニマ・グリペンは兵器の一部だったが、だんだんと心を交わすようになり…。グリペンと蛍橋三尉のドーターを巡るもう一つの物語である今回の話は本編での過去,パラレルワールドとどの軸に当てはまるのか…突然に始まってどんどん進んでいくから戸惑う所もあったけれど、グリペンと蛍橋が心を通わしていく単体の話としても,本編との繋がりとしての話としてもよく練られた→ 続きを読む…
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わたー
25★★★★★ザイ殲滅に並々ならぬ執着をみせ、味方殺しとまでよばれた蛍橋三等空尉がペールピンクの髪の少女グリペンと出会うことから始まる物語。なぜ、蛍橋とグリペンがコンビを組んでいるのか、前巻の1000年前のイーグルはどうなったのか…薄々、展開は予想できていたが、こうも見事に纏めあげられると言葉もでない。ザイの正体と目的、そして、グリペンが歩んできた果てしないループ。これまで焦らされてきただけに、ことの真相とその対処法が胸に突き刺さる。時間の檻に囚われたグリペンを慧がどう救うのか、次巻以降が楽しみだ。 続きを読む…
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中性色
24ループ&ループ。もともとの素地としてはあったけど、今回はSF要素とその手によくありがちなループ話。いままでぼやけてた話がきっちり輪郭が出てきたといえる。ただ、これはこっちの問題だけどこの手のSF話ってあんまり読まないので、どこをウィークポイントにして読めばいいか地味にわからないぐらいだが。話として、ここが中盤か終盤かでも展開が分かれそうだな。個人的にはライノが好み 続きを読む…
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AKF-ZERO
22アニメ放送前に積読消化。えっ?なんでライノが表紙なの!? ・・・あー、なるほど、そういう事なら納得。真っ当なライノを見れたのは良かったですが、その反動か今度はイーグルが酷い目に。グリペンが行ってた繰り返しは他のアニマや人間には到底耐えられそうにありません。アニマであるグリペンの、慧への想いがあったからこそ成し得てきた時間稼ぎ。けどこうまでして明華が報われないのが余りにも可哀想。ハッ!?もしや明華やファントムを加えたハーレムルートにこそ唯一人類を救える鍵が!? 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2016/10/08
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784048923910
関連サイト
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公式サイト