あらすじ紹介
――好きだからこそ離れよう、そう思った。それが俺にできる、せめてもの抵抗だから――
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よっち
75冬休みに未来とともに東京に帰省することになった四郎が、実家を飛び出してきた未来と松永家で年越しを迎えたり、東雲侑子や三並と出会う第三弾。結果的に東京でも未来と過ごすことになったりで、四郎が未来への想いと三好さんの好意にずっと苦悩し続けていただけに、三並や広美のアドバイスが転機になるといいんですけどね。未来は三並にとっての義姉なのか侑子なのか。未来と二胡の出会いも何か先がありそうな予感。苦悩の末に決断した四郎と、彼に向けられる三好さんの真っ直ぐな想いがいつか報われるといいなと思いました。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
70季節は冬、三好に対する申し訳なさを覚えながらも未来と共に東京で冬休みを過ごす事になった四朗が三並や広美のアドバイスを受けある決断を下す…な話。東雲侑子と三並の二人が揃った姿を再び見る事が出来て嬉しかったです。三並が四朗にかけたアドバイスは東雲との恋愛で色々あった彼だからこそ出来たもので、懐かしさを感じると同時に大人になったんだなぁと感慨深い思いになりました。自分の不甲斐なさを痛感し、三好と真っ直ぐ向き合おうとする四朗の決心は彼らの恋模様にどのような変化を与えるのか。2年目春が楽しみです。次巻が待ち遠しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
かめ吉
66三好に対する負い目や、このままじゃいけないと思い未来と離れることに葛藤している四郎を見ていると、読んでるこっちが苦しくなってくる…未来への気持ちを断ち切る決心をつけた四郎には好感が持てたけど、気持ちを断ち切ることが果たしてできるのか。読んでいて悲しくなったり、切なくなったりする本はあんまり読まないんだけど、これはアリだと思った。森橋ビンゴさんのことは、このシリーズが初めてだけど次巻が出る前にほかの作品も読みたくなった。 続きを読む…
ネタバレあり -
giant★killing
66内容は「俺が一番好きな人は、今は、三好さんじゃなくて、他の人で、だけど、俺はその人のこと、忘れなくちゃいけないんだ。どうやっても。いつかは、忘れないといけないんだ。そうしないと、その人に、迷惑がかかるから」そう言って三好と付き合い始めた四郎は長女の姉壱香の帰還命令により、冬休みに同じく実家に戻ることになった未来と共に東京へ。そこで四郎は壱香から今までの四郎に対する仕打ちは父親のような女泣かせにさせないための「しつけ」だったのだと明かされ、三好にやっていることを改めて「クズ」だと自覚し自己嫌悪に陥るが…。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
62未来への想いを拭う為に三好と付き合い始めた四郎だったが、冬休みに入り、未来と帰郷した東京でもほぼ一緒にいて自分の想いに葛藤する。東京で出会った三並やバイト先の広美のアドバイスにより四郎が取る選択とは…。1年目,冬。散々こき使われてきた三姉が妙に大人しかったと思ったら、優しさが含まれた厳しいしつけだったんだね。そんな事実を知り、三好を利用してることに自身に嫌悪を抱く四郎。それでも未来への想いを断ち切れず、選んだ決意は距離を置くこと。本当不器用で純粋,正直な恋をしてるんだね…。誠実でありたいと願い,取った→ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/06/11
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784047305076