あらすじ紹介
『前夜』九曜が鬼虫として目覚める前夜を柊目線で描いた物語。
『幕間/昭和一〇一年の学校の怪談』帝都への旅の途中、九曜と叶葉が廃校で体験した一夜の不思議とは?
『幕間/迷宮電気街奇譚』廃墟の電気街・神原迷宮で九曜達が出会ったのは、機械仕掛けのメイドだった!?
『異説/私立やしま学園』もしも九曜達が普通の高校生だったら。まさかの学園編!
『後日談/ヱピグラフ』黒塚部隊との戦いで生き残った鬼虫達と叶葉は、世界を巡る旅をしていた。彼らにはある目的があって――?
電撃文庫MAGAZINE掲載の3編に加え、書き下ろし2編を収録した特別編!
みんなからのレビュー
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まりも
47エスケヱプ・スピヰド最終巻は本編の前日譚+九曜達の日常を描いた3話+後日譚の5つからなる短編集。どの話も本編とは違った面白さがあって良かったです。こういう日常編だとキャラの魅力を再認識できるから良いですね。特に学園パロは本編では敵だったキャラと仲良くドタバタ騒ぎをしていて賑やかで楽しかったです。後日談では九曜と叶葉の甘々っぷり、竜胆のハチャメチャさを見ることが出来たし本当に満足。九岡先生お疲れ様でした。次回作も首を長くして待ってます。 続きを読む…
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よっち
40九曜が鬼虫として目覚める前日譚、廃墟の電気街・神原迷宮での冒険、九曜達が普通の高校生だったらを描く学園編、黒塚部隊との戦い後の彼らを描く後日談などをまとめた短編集。学園編も本名はこんな名前だったっけ?とか思いながら読んでましたが、テイストを変えた中でもキャラそれぞれの魅力がよく引き出されている構成で、本編では出番の少なかった柊とか楓・庵あたりもいい感じに話に絡んでいましたね。本編はわりと緊迫感溢れる真剣勝負の連続でしたが、今回は今回で肩の力抜いて気軽に読める内容で面白かったです。次回作にも期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
34エスケヱプスピヰド,ラスト短編集。九曜が鬼虫として目覚める前夜の柊…「前夜」雨宿りで入った廃校で九曜と叶葉が遭遇した不思議…「昭和101年の学校の怪談」電気街・神原の幻の宝とは…「迷宮電気街奇譚」エスケヱプスピヰド学園編…「私立やしま学園」九曜,叶葉達のその後…「ヱピグラフ」の5編。エスケヱプスピヰドも終わっちゃったねぇ…。前日譚,後日譚に幕間が2話でパロが1話。幕間は尽天から東京は移動した最初の頃の話で鴇子とか菘とか懐かしかったなぁ〜w廃校の長谷川さんはちょっと感動した…けどちゃんとオチがつくんだねw→ 続きを読む…
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ナカショー
32最後までほんとうによかった。九曜が誕生する前日を柊目線で描いた前日譚、東京に向かう途中の雨宿りでおきた怪談、廃墟の電気街探索、もし九曜達が高校生だったらなif話、そして、全てが決着がついた後の後日談という超豪華ラインナップ。それぞれのキャラの良さが十分に出てて非常に面白かったです。学園ネタは読んでてニヤニヤが止まらなかった。次回作も非常に楽しみです。 続きを読む…
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まるぼろ
30電撃文庫MAGAZINE分の3編と本編のその後の話を含めた書き下ろし2編で綴られている、エスケヱプ・スピヰド完結巻です。九岡さん自身後書きで語られてましたが、本編の方が黒塚部隊との戦い辺りからずっとシリアスな話が続いていたので、幕間として綴られているエピソードが皆とても幸せそうで救われた気分になりました。異伝の学園物な話も最後にちょっとだけしんみりしてしまいましたが、とても楽しくいい話だったと思います。そして大陸に渡って束の間遊牧民な暮らしをしていた真一達もやはり幸せそうで良かったです。次回作も期待です。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/04/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048650724