あらすじ紹介
かつて、アルビオン大陸全土を支配せんとする巨大な帝国があった。
魔法士弾圧を始めとする様々な圧政により虐げられた諸国は、団結してこれに立ち向かい、数多の激戦が繰り広げられた。
一連の戦いは、帝国征伐に多大な貢献を果たした神器を操る七人の英雄と、彼らを擁する七大国家を称え、後に『英雄戦争』と呼ばれるようになった。
――――そう、表向きは。
輝かしい歴史の裏で、何者かの手により暗殺されかけた「八人目」の英雄……セナ・マクルート。
英雄戦争の裏に秘められた真実に気づいた彼は、辺境の弱小国家・ダグラスに身を寄せ、仮初の平和の裏で覇権争いに蠢く七カ国を相手に、新たなる戦いを画策する。
これは、存在を消され全てを失った英雄が、その智謀を持って歴史を塗り替える物語。
みんなからのレビュー
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よっち
25かつて神器を操る七人の英雄が、大陸全土を支配せんとした巨大帝国征伐に多大な貢献をした「英雄戦争」。その裏で存在を消され全てを失った八人目の英雄・セナが、その智謀で歴史を塗り替えるファンタジー。小国の王女メアが拾ってきたぐうたら司書セナに振り回され、なぜか異例の出世を果たしてゆくメアの護衛女騎士クローネ。隣国・グイネットの侵攻から始まった全てを取り戻すための逆襲劇にはスピード感があって、ようやくスタートラインに立ったここからどう展開していくのか、ヒロインたちとの今後を含めて続巻に期待したい新シリーズですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
16七人の英雄が活躍した英雄戦争、その裏で存在を消された八人目の英雄が智謀をもって歴史を塗り替えていこうとする話。裏から色々と操り、隣国グイネットの侵攻を阻止し逆に打ち破っていくというスピード感溢れる展開で今回は終了。スタートラインに立ったセナがどのようにして最速で塗り替えていくのか楽しみな作品。 続きを読む…
ネタバレあり -
HANA
8割と最近多めの再興系。雰囲気は好きなんだけれど。特に司書らしいところはなかったのでこれからどうなっていくのか楽しみ。他の英雄がどういったキャラクターなのかも気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
ホシナーたかはし
7展開がいきなりすぎて読者をおいてけぼり、軍師実は〇〇その他世間に出回っている王国再建記と同じ展開・状況なのがいただけないしつまらない。もっとやりようがあったのでは? 続きを読む…
ネタバレあり -
やまと
7七人の英雄が圧政に反旗を翻した英雄戦争。英雄を擁する七大国家が栄光と平和を享受する中、八人目の英雄となるはずが存在を抹消されたセナ・マクルートが新たな歴史を創造する物語。弱小国ダグラスで司書としてぐうたら過ごしながら機が熟した時王女メアと剣聖の娘クローネと共に逆襲の一手を最速で打ち出す展開はまずまずといったところかなぁ。セナが智謀を張り巡らすタイプ故に戦闘という意味では物足りなさを感じるものの、これから訪れるであろう他の英雄達との再会がどんな形になるのか楽しみにしたい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/05/15
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784042560791
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
主人公が挑むのは、仲間だった七人の英雄と、七国を打倒する国盗りッス! 英雄のうちの誰かひとりが、かつて主人公を殺そうとした裏切り者なんスけど、出てくる英雄たちは血が通った人間らしい人間ばかりで、真相はどういうことなのか...。気になって仕方なかったッスね!
大陸のいくつもの国家に及ぶスケールの大きい物語でありながら、英雄も国も、その卓越した智謀で全てを操る主人公には、しびれること間違いなしッスよ!
普段は身元不詳の王宮司書として、ぼんやりした生活を送ってるように見えるセナだけど、そんな彼が、気がつけばいつも掌の上で敵を踊らせてるんだよね。日常で見せるのらりくらりとしたふるまいも、戦場で見れば底知れない英雄の風格にしか見えなくて、その落差がすごく格好いいんだ。
そして、常にのらくらしてるんじゃなくて、ヒロインのメア王女をはじめとした大事なことに触れれば、真面目で真剣な本当の顔が出てくる。彼の内にある芯が感じられて胸が熱くなっちゃったな!