あらすじ紹介
「魔術書(ノート)の力を引きだすために協力しろ。さもなきゃ死ね」
オウカと名乗る薄紅色の髪を持つドS魔女は、そうのたまった。 誰もが持つ黒歴史――僕・新堂真道(しんどうさねみち)の場合は、幼い頃に考えた、いわゆる「ぼくのかんがえたさいきょうのまほう」がぎっしり書かれた痛いノート……。 高校生になり、そんな悶絶級の過去は忘却の彼方に追いやっていたはずが、突然現代に現れた彼女は僕のノートを何故か持っていて、魔女界を救うために協力しろという。僕の黒歴史に世界を救う力がある? んなバカな!? 人前で僕の呪文を詠唱……だと!? もうやめて! 僕のライフはゼロよ……とその時は思っていた。でも違った。なぜなら彼女は――。
これは黒歴史ノートが繋ぐ、痛い過去を持つ少年とドSな暴君魔女の絆の物語。
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みんなからのレビュー
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もだんたいむす
7ネットで公開されている、自己満足の自作小説を読んだ気分になった。セリフの掛け合いのネタについていけなかった。あらすじだけだと面白そうなのに非常に残念。ただ、イラストだけは良かった。★★☆☆☆ 続きを読む…
ネタバレあり -
朝夜
5読了。痛くて寒くて薄いです、全体的に。特にいいところや面白いところもなかったかな? 妹は可愛かったけどそれぐらいですね。挿し絵も残念な感じでした。 続きを読む…
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1_k
47割でギブアップ。コメディ作品なのだろうが……残念ながら一見上手そうな凝った文章でも、ネタが尽く滑っていて笑えないのが痛々しい。話も特に面白いというわけでもなく、方向性が見えないまま何となく日常が流れていき、盛り上がりどころに欠ける。魔女とかそこら辺の設定詳細や展開を早くに出してくれないと、つまらない日常劇につきあうのは正直苦痛。コメディ的な作風なのに序盤から暗さが前面にでているのもいかがなものだろうか。こういうのは落差でグッと来るのであって、初めから出されると逆効果。イラストも上手とはいえないよね……。 続きを読む…
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ばんばん毘牙呂
3文章のリズムが自分とはかみ合わないのか、とても読み辛かった。コメディとシリアスを贅沢に取り込みたい気持ちは感じるが、それが上手く調和せず分離している感じ。主人公の気持ちの変化も突然で、感情移入ができない。話の軸が最初の妹のものと中盤以降のオウカのものと二つに分かたれているが、両方をうまく組み合わせて一本にした方が良かったんじゃないかと思う。あれもやりたい、これも盛り込みたいという作者の意気込みは感じるけれど、そのあれらこれらはもっと煮詰められたのでは。色んな意味で出すのが早すぎた一冊に感じる。 続きを読む…
ネタバレあり -
Dune
2良い評判を聞かなかったので、逆に気になって購入。……たしかに、色々と残念なところはありました。ノートと魔女の関係などは一切説明されていないし、展開は起承転結でもなくパロネタは使い方が微妙。誤植もあった。ただ、内容は置いておいて著者の「面白くしたい」という意志が強く伝わってくる作品でした。絵も評判が悪いですが、愛嬌があって私はわりと好きです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/05/10
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784048665681